食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06410230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、変更された工程により製造される、遺伝子組換えBacillus subtilis LMG S-24584株由来食品用酵素エンド-1,4-β-キシラナーゼの安全性評価改訂に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月11日、変更された工程により製造される、遺伝子組換えBacillus subtilis LMG S-24584株由来食品用酵素エンド-1,4-β-キシラナーゼの安全性評価改訂に関する科学的意見書を公表した(11月20日採択、PDF版13ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9126)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素エンド-1,4-β-キシラナーゼ(4-β-D-キシランキシラノヒドロラーゼ、EC 3.2.1.8)は、遺伝子組換えBacillus subtilis LMG S-24584株を用いて、Puratos NVにより生産される。
 前回の意見書において、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、試験した全ての当該食品用酵素のバッチに組換えDNAが含有されている点に留意している。その対応として、申請者は当該食品用酵素の製造工程を変更し、新たなデータを提出した。
 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起せず、当該産生菌株は、安全性評価に対する安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))アプローチの要件を満たしている。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しない。
 当該食品用酵素は、焼成製品製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程にて使用されることが意図されている。
 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.010 mg総有機固形物(TOS)/kg体重と推定された。
 供給源となる微生物やその遺伝子組換え、あるいは、製造工程に起因する懸念は確認されないため、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、当該食品用酵素の評価に毒性学的試験は必要ないと判断した。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの相同性を検索したところ、一致は検出されなかった。FEZパネルは、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。
 提供されたデータに基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9126
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