食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06400610149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えKomagataella phaffiiから生産される大豆レグヘモグロビンの評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年11月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月15日、規則(EC) No 1829/2003に従った、遺伝子組換えKomagataella phaffiiから生産される大豆レグヘモグロビンの評価に関する科学的意見書を公表した(10月3日採択、PDF版15ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9060)。概要は以下のとおり。
《背景》
 2019年10月15日、EFSAは、規則(EC) No 1829/2003に従いImpossible Foods Inc.から提出された、「欧州連合(EU)域内にて市販される肉類似製品の香料(「肉のような風味」)としての、遺伝子組換えPichia pastoris(現名称Komagataella phaffii)から生産される大豆レグヘモグロビン(液状製剤の名称: 「LegH Prep」)の使用」(Unique Identifier IF-KPO541-7)の認可を求める申請書EFSA-GMO-NL-2019-162を、オランダの管轄当局から受理した。
 遺伝子組換えKomagataella phaffii MXY0541株は、ダイズ(Glycine max)由来レグヘモグロビンをコードするLGB2コード配列の導入により、大豆レグヘモグロビンを産生するよう開発されている。
《補足情報》
 EFSAの食品添加物及び香料に関するパネル(FAFパネル)は、食品添加物、食品用酵素及び食品用香料に対する共通の認可手順を規定する規則(EC) No 1331/2008に従い、ECからの任務(EFSA-Q-2022-00031)に基づき、食品添加物としての遺伝子組換えK. phaffii(旧P. pastoris)由来大豆レグヘモグロビンの安全性を評価している。
《結論》
 GMOパネルは、規則(EC) No 1829/2003に従い、遺伝子組換えK. phaffiiから生産される大豆レグヘモグロビンの遺伝子組換えに関し、科学的評価を実施するよう要請された。
 分子特性評価データから、K. phaffii MXY0541株は、内在性ヘム経路の上方制御及び大豆レグヘモグロビンタンパク質の発現を目的とする、数回の遺伝子組換えを経て作製されていることが確証された。遺伝子配列決定の方法論及びデータセットの品質は、EFSAのGMOパネルにより評価され、EFSAの「テクニカルノート」記載の要件に準拠していると確認された。新たに発現するタンパク質のコード配列を対象とする最新のバイオインフォマティクス解析からは、安全性上の懸念は提起されない。挿入DNA及び導入形質の安定性は確認されている。
 GMOパネルは、K. phaffiiにて発現する大豆レグヘモグロビンタンパク質の毒性及びアレルゲン性に関し、安全性の懸念を特定しておらず、遺伝子組換えによりK. phaffiiのアレルゲン性が全体的に変化するという可能性を示すエビデンスを確認していない。しかしながら、レグヘモグロビンタンパク質発現の源である遺伝子は既知のアレルゲンを含む大豆に由来することから、GMOパネルは、製品に「大豆含有」と表示することが現在の慣行に則していると考える。
 GMOパネルは、遺伝子組換えK. phaffii MXY0541株由来LegH Prepは、遺伝子組換えが及ぼす影響という観点からは、ヒトが摂取しても安全であると結論する。
 K. phaffii MXY0541株由来LegH Prepに含有されるLGB2コード配列に該当する残留DNAから、細菌類への潜在的遺伝子水平伝播を分析した結果、安全性上の懸念は示されなかった。
 文献検索により特定された関連出版物に基づき、GMOパネルは、遺伝子組換えという側面に限定すれば、LegH Prepの使用に関し、如何なる安全性上の問題も特定していない。
 GMOパネルは、遺伝子組換えK. phaffii MXY0541由来LegH Prepは、遺伝子組換えの影響という側面に限定する限り、ヒトの健康及び環境への潜在的影響に関し、提案された用途及び用量において安全であると結論する。総体的結論として、当該遺伝子組換えは安全性上の問題には繋がらない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9060

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