食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06400390164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、2023年のヒト及び動物における抗生物質の使用及び薬剤耐性(AMR)に関する年次報告書「NethMap 2024/MARAN 2024」を公表
資料日付 2024年11月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は11月18日、2023年のヒト及び動物における抗生物質の使用及び薬剤耐性(AMR)に関する年次報告書「NethMap 2024/MARAN 2024」を公表した。概要は以下のとおり。
 オランダでは、2023年の耐性菌の割合は2022年とほぼ同じであった。一部の種類の細菌については、過去5年間にわたり耐性の割合がわずかに減少している。他の欧州諸国と比べると、オランダのAMRは依然として低い。
 しかしながら、高度耐性菌が見つかることが増えている。これらは、複数の抗生物質に対する耐性を同時に有し、まれに最終手段として使用される抗生物質に対しても耐性を持つ細菌である。これらの高度耐性菌は、海外で入院した人によく見られる。当該細菌によって引き起こされる感染症は、治療が困難なことがある。したがって、耐性菌への警戒は依然として必要である。
 耐性菌のまん延を防ぐためには、徹底した手洗いや他の衛生対策等、感染症の予防対策が必要である。加えて、抗生物質の誤った不必要な使用により、細菌が抗生物質に対する耐性を獲得するようになるため、このような使用をできる限り止めるべきである。
 2023年には、総合診療医(general practitioners)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行(パンデミック)の前年の2019年とほぼ同じ頻度で抗生物質を処方した。オランダでは2020年~2022年に、抗生物質の処方頻度は低かった。病院(hospitals)では、2023年は、COVID-19パンデミック前の数年間に比べて抗生物質がやや多く使用された。さらに、2023年には病院や介護施設から、耐性菌による集団感染件数が2022年よりも多く報告されたが、それでも件数はパンデミック前の数年間に比べて少なかった。
 オランダでAMR対策のために講じられた措置は、ヒトの医療という枠を超えている(ワンヘルス)。なぜなら、耐性菌は動物によっても媒介され、食品や環境中に存在するからである。オランダの畜産業における抗生物質の使用量は2009年以降大幅に減少しているが、この減少は現在横ばい状態にある。動物におけるAMRに対しても同じことが言える。ヒトの感染症治療に不可欠な抗生物質は、家畜や他の動物種に極めてまれな場合にのみ使用される。その結果、ヒトにとって重要な抗生物質に対する耐性はまれである。
 これらは、2024年の年次報告書「NethMap(2023 年のオランダにおける抗菌剤使用量及び医学的に重要な細菌のAMR)/MARAN(2023年のオランダにおける動物のAMR及び抗生物質使用量のモニタリング)」の調査結果である。本報告書で、複数の機関がオランダにおけるヒトと動物の両方の抗生物質の使用とAMRに関するデータを提示している。
 当該報告書(307ページ、英語)は下記URLから入手可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2024-0117.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/nethmap-2024-consumption-of-antimicrobial-agents-and-antimicrobial-resistance

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