食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06390600294
タイトル 世界保健機関(WHO)、国際連合食糧農業機関(FAO)及びWHOによる「健康的な食事とは何か」に関する共同声明を公表
資料日付 2024年10月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は10月24日、国際連合食糧農業機関(FAO)及びWHOによる「健康的な食事とは何か」に関する共同声明を公表した。概要は以下のとおり。
 健康的な食事は、健康、成長及び発達を促進し、活動的なライフスタイルを支援し、栄養素の欠乏や過剰、感染性及び非感染性疾患、食品媒介疾患を予防し、幸福(wellbeing)を促進する。食事の正確な構成は、個人の特性、嗜好及び信念、文化的背景、地元で手に入る食品及び食習慣によって異なる。しかしながら、健康的な食事を構成する基本原則は同じである。本文書では、FAOとWHOが、両機関が策定したガイドラインやその他の規範的要素に基づいた、健康的な食事を構成する原則を策定した。この原則は、食事の改善を目的とした政策の立案や、食事の健康度を評価するための基礎となるものである。
 共同声明の概要は以下のとおり。
1. 健康的な食事の原則
 健康的な食事は、普遍的な有用性があり、ヒトの生物学に基づき、エビデンスに裏打ちされた4項目の主要な原則を満たす必要がある。
1.1 適正であること: 適正な食事とは、年齢、性別、体の大きさ及び身体構成、身体活動のレベル、生理学的な状態(妊娠等)、及び疾病の状況に固有の栄養所要量を過剰になることなく満たす食事である。
1.2 バランスが取れていること: 健康的な食事では、エネルギー摂取量と、年齢、性別、身体活動のレベル及び妊娠中や授乳中かによって異なるエネルギー所要量とのバランスがとれている。
1.3 適度であること: いくつかの栄養素は、必須であるが、それらの大量摂取は有害健康影響に繋がる。その他の非必須栄養素は有害健康影響と関連しており、したがって、適度に摂取するか食事から除外する必要がある。 
1.4 多様であること: 食品グループ間及び食品グループ内における幅広い種類に基づく多様な食事は、ビタミン類及びミネラル類の所要量を満たす可能性が高まることと関連する。
 共同声明(PDF版、22ページ)は以下のURLから参照可能。
https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/379324/9789240101876-eng.pdf?sequence=5
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/publications/i/item/9789240101876
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