食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06390520314 |
| タイトル | ドイツリスク評価研究所(BfR)、動物用飼料としてのルピナスに関する見解を公表 |
| 資料日付 | 2024年11月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツリスク評価研究所(BfR)は11月7日、動物用飼料としてのルピナスに関する見解を公表した。概要は以下のとおり。 ルピナスに含まれる苦味物質及びヒトや動物の健康への影響の可能性については、さらに調査する必要があることが、BfRとフリードリヒ・レフラー研究所(FLI/ドイツ連邦動物衛生研究所)の共同声明で発表された。 ルピナスは、大豆、エンドウ豆、ピーナッツ等と同じマメ科植物に属する。ルピナスはタンパク質が豊富に含まれているため、動物用飼料として使われている。しかし、ルピナスには、ヒトや動物に望ましくない影響を及ぼす物質が含まれており、その中にはキノリジジンアルカロイド類(Chinolizidinalkaloide: QA)と呼ばれるものがある。これらの苦み成分は、中毒を引き起こす可能性があり、運動障害、胃腸疾患、麻痺や不整脈といった症状を伴うことがある。ルピナスのQA含有量は、ルピナスの品種、栽培条件、栽培時の肥料管理により変動する。現在、食品及び飼料中のQAの法定最大基準値は定められていない。 本報告書では、FLIとBfRの研究者らが、飼料を介したQA摂取が家畜の健康及び生産性に影響を及ぼすかどうか、また、動物由来製品の摂取により、ヒトに望ましくない影響を及ぼすかどうかを調査した。 基本的に、これらの問題について確実な評価を行うには、現在のところ科学的データが不足しており、既存の研究は一部矛盾した結果を示していることに留意する必要がある。しかし、通常の給餌に使用されている場合、家畜の健康に影響を及ぼす可能性がある。これは、豚におけるQAの耐容一日摂取量の値と、(主に飼料として使用される)ブルールピナス(Lupinus angustifolius)のQA含有量に関する入手可能な情報に基づく計算により示された。豚はQAに対して特に敏感であるため、豚の値が考慮された。 BfRで行われた給餌研究では、QAが乳用牛の乳に移行することが示された。モデル計算によると、QA含有量の高いルピナスを摂取した牛の乳を摂取することで、ヒトにも健康への影響が生じる可能性があることが示された。特に乳幼児は乳の摂取量が多いため、リスクグループに含まれる。 ルピナスの飼料としての適性をより確実に評価するために、BfRは、ルピナスの品種、栽培方法、栽培地域等の影響要因を考慮し、種子や配合飼料中のQA含有量に関するより多くの調査を行うことを推奨している。これにより、植物中のQA含有量を減少させるための対策を特定できる可能性がある。さらに、家畜の健康への影響についてもより詳細に研究する必要がある。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/lupinen-als-tierfutter-die-enthaltenen-bitterstoffe-und-ihre-moeglichen-gesundheitlichen-wirkungen-auf-mensch-und-tier-sollten-weiter-untersucht-werden.pdf |
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