食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06390370301
タイトル 論文紹介:「酪農作業者の間での最近の高病原性鳥インフルエンザA(H5)ウイルス感染の血清学的証拠、ミシガン州及びコロラド州(2024年6月~8月)」
資料日付 2024年11月7日
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概要(記事)  MMWR(2024, 73(44):1004-1009、doi: 10.15585/mmwr.mm7344a3)に掲載された論文「酪農作業者の間での最近の高病原性鳥インフルエンザA(H5)ウイルス感染の血清学的証拠、ミシガン州及びコロラド州(2024年6月~8月)(Serologic Evidence of Recent Infection with Highly Pathogenic Avian Influenza A(H5) Virus Among Dairy Workers - Michigan and Colorado, June-August 2024)、著者AM Mellis (Influenza Division, National Center for Immunization and Respiratory Diseases, CDC, 米国)ら」の概要は以下のとおり。
 2024年4月以降、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)A(H5)ウイルスの散発的な感染が、米国の酪農場作業者の間で検出されている。現在までのところ、感染のほとんどは作業者のモニタリングによって検出されており、より重症化する可能性はあるものの、軽症にとどまっている。
 2024年6月から8月にかけて、CDCは、ミシガン州保健福祉局及びコロラド州公衆衛生環境局と協力して、酪農作業者における最近のHPAI A(H5)ウイルス感染の割合を確認するために横断的な血清学的調査を実施した。両州において、便宜的抽出により選ばれた酪農場で働く人々に対し聞き取り調査を行い、血液検体を採取した。115人のうち、8人(7%、95%CI: 3.6%~13.1%)が最近A(H5)ウイルスに感染したことを示す血清学的証拠を有し、その全員が乳牛の搾乳又は搾乳場の清掃を報告した。感染の血清学的証拠を有する人のうち、4人は牛が発症した頃に発症したと記憶しており、その症状は牛からA(H5)ウイルスが検出される前、又は数日以内に始まっていた。
 この結果は、作業者のばく露を減らすため、乳牛間での伝播を予防するための戦略を特定・実施すること、また酪農作業者に対して、予防、症状、及び作業者が症状を発症した場合の医療機関受診先についての教育及びアウトリーチ活動の必要性を裏付けるものである。感染牛群を適時に特定することは、ばく露された酪農作業者において、軽症も含め、ヒト疾病のモニタリング、検査及び治療を迅速に開始することに役立ち得る。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) MMWR(2024, 73(44):1004-1009)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/73/wr/mm7344a3.htm
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