食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06390310464 |
| タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、ルワンダの反芻動物における黄色ブドウ球菌の多様性に関する研究の情報を公表 |
| 資料日付 | 2024年10月2日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は10月2日、ルワンダの反芻動物における黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の多様性に関する研究の情報を公表した。概要は以下のとおり。 2024年1月、国境を越えた学術協力の一環として、「ルワンダの乳牛の乳房炎に関連する黄色ブドウ球菌の多様性」及び「反芻動物の鼻腔から分離された黄色ブドウ球菌の多様性」に関する研究が発表された。 AGESでは、医学微生物学及び衛生研究所・公衆衛生部門のAdriana Cabal Rosel氏とWerner Ruppitsch氏がこのプロジェクトに参加した。 ウィーン、ルワンダ、ドイツの獣医学大学やその他の研究機関の科学者等と共同で、ルワンダの反芻動物における黄色ブドウ球菌の多様性を調査した。 「ルワンダの乳牛の乳房炎に関連する黄色ブドウ球菌の多様性」という研究では、乳牛の乳腺の炎症に関連する黄色ブドウ球菌が調査された。 「反芻動物の鼻腔から分離された黄色ブドウ球菌の多様性」という論文では、牛、山羊、めん羊の鼻腔スワブ検体を採取し、黄色ブドウ球菌の検査が実施された。 ・黄色ブドウ球菌 黄色ブドウ球菌は、グラム陽性の球状細菌で、しばしばクラスター状で存在する。ほとんどの場合、黄色ブドウ球菌は無害であるが、皮膚や軟部組織の感染症、肺炎、心内膜炎など、さまざまな感染症を引き起こす可能性がある。乳牛、めん羊、山羊では、黄色ブドウ球菌が乳房炎を引き起こす可能性があり、乳製品の生産における重大な経済的損失をもたらす可能性がある。 ・研究目的 本研究はどちらも、ルワンダの反芻動物における黄色ブドウ球菌の多様性を調査することに焦点を当てている。 「ルワンダの乳牛の乳房炎に関連する黄色ブドウ球菌の多様性」と題する研究では、ルワンダの全5州の80か所の異なる農場の乳房炎を患っている279頭の牛から採取した1,080の乳検体中の黄色ブドウ球菌の多様性を分析した。 「反芻動物の鼻腔から分離された黄色ブドウ球菌の多様性」と題する研究では、203頭の牛、170頭の山羊、81頭のめん羊から採取した454点の鼻腔スワブ検体における黄色ブドウ球菌の存在を調査し、分離された黄色ブドウ球菌30株について、その後表現型及び遺伝子型を記載した。 ・結果 両研究において、ペニシリン及び/又はテトラサイクリンに対する耐性が観察された。 乳房炎を発症した牛では、7つのClonal complexに属する10のSequence typeが特定された。鼻腔スワブ検体から得られた分離株では、6つのClonal complexに属する8つの異なる「specific staphylococcal protein A」(spa)型が検出された。 Panton-Valentine leukocidin(PVL)遺伝子、bovine leukocidin遺伝子、ヒト及びウシの毒素性ショック症候群毒素遺伝子tst-1変異型が、乳検体と鼻腔スワブ検体の両方から検出された。 ・展望 これらの研究結果は、家畜を扱う際の衛生対策の重要性を示しており、動物とヒトの双方の健康を確保するために、動物とヒトの接点での厳格な「One Health」監視プログラムの必要性を強調している。 これらの研究内容は以下のURLから閲覧可能。 「反芻動物の鼻腔から分離された黄色ブドウ球菌の多様性」(Journal of Applied Microbiology(2024, 135(1): lxad304)) https://academic.oup.com/jambio/article-abstract/135/1/lxad304/7504751 「ルワンダの乳牛の乳房炎に関連する黄色ブドウ球菌の多様性」(Journal of Global Antimicrobial Resistance(2024, 36:326-335)) https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213716524000225 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オーストリア |
| 情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| 情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| URL | https://www.ages.at/forschung/wissen-aktuell/detail/diversitaet-von-staphylococcus-aureus-bei-wiederkaeuern-in-ruanda |
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