食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06390070314
タイトル ドイツリスク評価研究所(BfR)、「雑食主義者、菜食主義者、厳格な生食主義者における加熱誘発食品汚染物質への内部ばく露:2-及び3-モノクロロプロパンジオール(2- and 3-monochloropropanediol)(尿中排泄)及びグリシドール(glycidol)(ヘモグロビン付加体N-2,3-ジヒドロキシプロピル(dihydroxypropyl)-Val)へのばく露のバイオマーカー」と題する研究論文の発表を公表
資料日付 2024年10月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツリスク評価研究所(BfR)は10月1日、「雑食主義者、完全菜食主義者、厳格な生食主義者における加熱誘発食品汚染物質への内部ばく露:2-及び3-モノクロロプロパンジオール(2- and 3-monochloropropanediol)(尿中排泄)及びグリシドール(glycidol)(ヘモグロビン付加体N-2,3-ジヒドロキシプロピル(dihydroxypropyl)-Val)へのばく露のバイオマーカー」と題する研究論文の発表を公表した。当該論文の概要は以下のとおり。
 2-及び3-モノクロロプロパンジオール(2/3-MCPD)やグリシドールの脂肪酸エステルは、主に植物油の加熱処理(脱臭)中に生成され、消化管内のリパーゼによって加水分解され、2/3-MCPDとグリシドールの吸収につながる。国際がん研究機関(IARC)は、3-MCPDをヒトに対して発がん性の可能性があると分類し、グリシドールをヒトに対しておそらく発がん性があると分類している。
 本研究の目的は、異なる食習慣(雑食主義者、完全菜食主義者、生食主義者)に関連する2/3-MCPD及びグリシドールへのばく露、そしてドイツの研究参加者における2017年から2021年までのばく露の推移を明らかにすることであった。結論として、雑食主義者と完全菜食主義者のグリシドールへのばく露は同程度であったが、2/3-MCPDへのばく露は完全菜食主義者の方がやや(それほど顕著ではないが)高かった。
 当該論文の情報は、次のとおり。
 Bernhard H. Monien et al., 2024, Internal exposure to heat-induced food contaminants in omnivores, vegans and strict raw food, Archives of Toxicology. https://doi.org/10.1007/s00204-024-03880-6
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/en/internal_exposure_to_heat_induced_food_contaminants_in_omnivores__vegans_and_strict_raw_food_eaters__biomarkers_of_exposure_to_2__and_3_monochloropropanediol__urinary_excretion__and_glycidol__hemoglobin_adduct_n_2_3_dihydroxypropyl_val_-317680.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。