食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06380360294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2024/7/20~9/27)を公表(鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス) |
| 資料日付 | 2024年9月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は10月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2024/7/20~9/27)を公表した(12ページ)。鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 1. A(H9N2)、中国 2024年7月19日の前回のリスク評価以降、2024年9月11日に中国からA(H9N2)亜型インフルエンザウイルスの感染によるヒト症例1例がWHOに通知された。患者は広東省の3歳の女児で、8月12日に発症し、8月19日に気管支炎の治療のため病院を受診した。患者は軽症で入院はせず、回復した。定常的なサーベイランスの一環で同日に採取された呼吸器検体は、8月22日にインフルエンザA(H9N2)陽性であることが確認された。 当該通知によると、当該症例には発症前の既知の生きた家きんへのばく露歴や旅行歴はなかった。濃厚接触者は全員、10日間の経過観察を終えており、新たな症例は見つかっていない。患者の自宅から採取された環境検体はA型インフルエンザウイルス陰性であった。 2. A(H9N2)、ガーナ 2024年7月19日の前回のリスク評価以降、2024年8月26日にガーナからWHOに対し、ブルキナファソとの国境に隣接するUpper East州に居住する5歳未満の小児のA(H9N2)亜型インフルエンザウイルス感染によるヒト症例1症例が報告された。当該患者は2024年5月5日に咽頭痛、発熱及び咳を発症した。5月7日、患者は地域の病院を受診し、インフルエンザ様疾患と診断され、外来患者として管理され、定常的なサーベイランスの一環として呼吸器検体が採取された。検体は、5月15日に野口記念医学研究所のガーナ・ナショナルインフルエンザセンター(NIC)でPCR検査により季節性インフルエンザA(H3N2)ウイルス感染陽性と判定された。7月9日、ガーナNICが行ったゲノム配列解析により、鳥インフルエンザA(H9)ウイルスであることが示された。NICは、追加検査と検証のため、英国(フランシス・クリック研究所)及び米国(CDC)のWHO協力センター(CC)に検体の一部を送付した。8月6日、CDCは検体がインフルエンザA(H9N2)ウイルス陽性であることを確認した。 A(H9N2)ウイルス感染が確認された後、地域の保健当局が患者を訪問し、新たな呼吸器症状の発症があったことを認めた。その日のうちに血清及び呼吸器検体が採取され、さらなる分析のためにNICに送付された。検体はインフルエンザ陰性で、患者は完全に回復した。 患者は、発症前の家きんへのばく露歴や同様の症状を呈したヒトとの接触歴はなかった。濃厚接触者の呼吸器検体はインフルエンザ陰性であった。当該症例に関連するインフルエンザA(H9N2)の新たなヒト感染例は、当該自治体では確認されていない。Upper East州では家きんの疾病が報告されているが、報告時点ではその原因は確認されていない。しかし、2017年11月以降、ガーナの家きん農場では低病原性鳥インフルエンザA(H9N2)が報告されている。 本事例は、ガーナからWHOに報告された最初のA(H9N2)ヒト感染事例である。 ・リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染による更なるヒト症例の公衆衛生上のリスクは? ヒト症例のほとんどは、感染した家きん又は汚染された環境との接触を通してA(H9N2)ウイルスにばく露された後に発生している。現在まで、ヒトのA(H9N2)感染では、そのほとんどが軽度の臨床疾患となっている。A(H9N2)によるヒト感染例は、2003年以降現在までに130例近く報告されており、うち6例は重症又は致死となり、このうち3例は基礎疾患があったことが知られている。当該ウイルスはアフリカ及びアジアの複数の地域の家きんで風土病化しているため、感染家きんへのばく露に関連してさらなるヒト症例の発生が予想されるが、それは引き続き稀である。新たな症例が検出されたとしても、公衆衛生への影響はごく小さい。更なるヒト症例の全体的な公衆衛生上のリスクは低い(low)。 (2)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスが持続的にヒトからヒトへ伝播する可能性は? 現時点で、上述の事例に関連した持続的なヒトからヒトへの伝播は確認されていない。現在のエビデンスでは、これらの事例に由来するインフルエンザA(H9N2)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないことが示唆されている。従って、今のところ、持続的なヒトからヒトへの伝播の可能性は低いと見られる。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment--27-september-2024 |
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