食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06380230105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、食品安全の強化のために、パデュー大学及びインディアナ州の農業ステークホルダーと複数年にわたる環境微生物学研究で提携することを公表
資料日付 2024年10月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は10月21日、食品安全の強化のために、パデュー大学及びインディアナ州の農業ステークホルダーと複数年にわたる環境微生物学研究で提携することを公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、インディアナ州南西部農業地域の環境におけるヒト病原体の生態をより深く理解するために、パデュー大学及びインディアナ州の農産物業界のメンバーと提携して新しい研究を開始した。この地域に関連した複数回のサルモネラ属菌集団感染を受けて、この複数年にわたる研究では、インディアナ州の当該環境におけるサルモネラ属菌の分布と生存の状況に関連するリスクの評価に焦点を当て、実用的で費用対効果の高い低減戦略を特定して実行する予定である。
 FDAは、パデュー大学及びその他の農業ステークホルダーの、水質、食品安全、及び農業の専門家と提携して、表層水、土壌、及び粉塵等の環境由来検体を収集して調査する研究チームを結成する。当該チームはまた、動物の侵入や在来野生生物が当該生育環境に及ぼす影響を評価するために、糞便検体を収集する予定である。
 当該研究は、インディアナ州南西部で栽培されたカンタロープ・メロンに関連する集団感染を受けて開始された。この集団感染では、特定の汚染源や汚染経路は確認できなかったが、他の複数種類のサルモネラ属菌が同定され、その一部は、過去10年間にこの地域に関連して収集された臨床、環境、及び食品分離株と遺伝的に類似していた。これらの調査結果は、当該地域においてサルモネラ属菌は繰り返し発生している問題であり、サルモネラ属菌の複数の病原巣(reservoir)が存在する可能性があることを示唆している。当該集団感染の調査により、この地域には病原体の複雑な環境上の生存、増殖、及び拡散メカニズムがあり、より深く理解する必要があることがわかった。
 この研究は、FDAと地元の栽培コミュニティが病原体の発生源、その持続性、及び病原体が栽培環境を通じてどのように移動するかをより深く理解し、食品安全慣行に役立てることを目的としている。FDAは、この地域で生産される食品の安全性を高めるために、パデュー大学及び地元インディアナ州の農業コミュニティとの共同研究に期待している。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/hfp-constituent-updates/fda-partners-purdue-university-and-indiana-agricultural-stakeholders-multi-year-environmental
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