食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06370620105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、「ボディビル用製品はリスクとなり得る」と題する消費者向け注意喚起文書を公表 |
資料日付 | 2024年9月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は9月20日、「ボディビル用製品はリスクとなり得る」と題する消費者向け注意喚起文書を公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、一部のボディビル用製品が生命を脅かす可能性のある深刻な健康リスクを伴うステロイド又はステロイド様物質を違法に含有している可能性のあることを確認した。FDAは、深刻な肝臓障害のエビデンスを示す報告も含め、有害事象の報告を認識している。 肝臓障害に加えて、アナボリック(組織/筋肉増強)ステロイド及びステロイド様物質は、次のような重篤な反応と関連している。 重度のニキビ/脱毛/気分の変調/短気/攻撃性の増加/うつ病/性機能障害/精巣の萎縮 また、次のような生命を脅かす反応とも関連している。 腎臓障害/心臓発作/脳卒中/肺塞栓症(肺での血栓)/深部静脈血栓症(体内深部の静脈にできる血栓) 多くのボディビル用製品は、筋肉量増加及び筋力向上を目的とする、ホルモン製品及び/又はアナボリックステロイド(タンパク質同化ステロイド)の代替品として宣伝されることが多い。これらの製品の多くは、体内のアンドロゲン、エストロゲン、又はプロゲスチン様効果を増強又は減弱させる有効成分の効能を謳っているが、実際にはアナボリックステロイド又はステロイド様物質、男性ホルモン・テストステロンに関連する合成ホルモンを含有している。 1. ボディビル用製品にはステロイドが含まれている可能性がある FDAは、オンラインや小売店で販売されている、ステロイドやステロイド様物質を違法に含有するボディビル用製品の多くが、「ダイエタリーサプリメント」と表示するの要件を満たしていない場合でも、「ダイエタリーサプリメント」と表示されていることを確認した。FDAは、ダイエタリーサプリメントが販売される前に安全性及び有効性について審査していない。そのため、ダイエタリーサプリメントとして違法に販売されている製品は、通常、市場に出回るまで発見されない。 一部のボディビル用製品に含まれる潜在的に有害な、時には隠された成分が懸念されている。これらの製品を製造する企業は法律を破り、ウェブサイトやソーシャルメディア・アカウント等、容易にアクセスできる市場を利用して、これらの製品を直接消費者に届けている。結局、奇跡的な効果があるとうたって販売促進されているこれらの製品の一部に含まれる危険な成分を摂取することにより、危険にさらされるのはそのリスクを理解していないであろう消費者である。 ボディビル用製品を使用する人の中には、「スタッキング」を行う人もいる。スタッキングとは、興奮剤(stimulant)や肝臓保護効果を偽証する製品を含め、2種類以上のボディビル用製品を同時に使用して、結果や「増進効果」を高めることである。これらの製品は、特に同じ販売業者が販売促進しており、その業者から購入する場合、消費者にとって危険信号となるはずである。これらの組み合わせは、有害な成分や隠された成分を含有する製品に加えて、消費者を深刻で生命を脅かす反応に対してより大きなリスクとなる可能性がある。 2. すべきこと(省略) 3. 措置(省略) |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/caution-bodybuilding-products-can-be-risky |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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