食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06370420475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、キノコ中毒に関して注意喚起 |
資料日付 | 2024年10月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月2日、キノコ中毒について注意喚起を行った。概要は以下のとおり。 1. 2024年7月以降の報告数は400件を超える 2024年7月1日以降、毒物管理センターに報告された中毒の件数はますます増えている。毎年10月に中毒件数のピークが観察される。 これらの中毒の原因として、以下の複数の原因が挙げられる。 ・食用キノコと毒キノコとの混同 ・時として、スマートフォンのキノコ識別アプリの使用による採取したキノコの誤識別 ・傷んだものや不適切に保存されたもの、あるいは加熱不十分な状態での食用キノコの摂取 2. 2023年の発生状況 2023年には、7月1日~12月31日に1,400件を超えるキノコ中毒が毒物管理センターに報告された。通常、最も発生が多いのは10月であるが、これらの中毒は主に11月に発生した。 観察された症状は主に消化器系で、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢であった。これらの中毒のほとんどは軽度であったが、23件は重度であった。しかし、死亡例はなかった。 3. 中毒回避のためのグッド・プラクティス 毎年繰り返されるこの状況に直面して、ANSES、毒物管理センター及び保健総局は以下を勧告する。 ・熟知しているキノコのみを採取すること。毒性が非常に高いキノコの中には、食用キノコに大変よく似ているものがある。 ・採取したキノコについて、その識別に少しでも疑問がある場合は、当該分野の専門家(薬剤師又はフランス菌学会(http://www.mycofrance.fr/))に確認してもらうまで食べないこと。 ・採取したキノコを幼い子供に決して食べさせてはならない。 ・誤識別のリスクが高いため、スマートフォンのキノコ認識アプリを使って識別したキノコは摂取しないこと。 報告書「偶発的キノコ中毒の季節的モニタリングに関する報告書-2023年7月1日~12月31日に毒物管理センターが登録した症例の概要」(44ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.anses.fr/system/files/RA2024VIG0112.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | https://www.anses.fr/fr/content/cueillette-champignons-intoxications |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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