食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06370400105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、国産及び輸入食品中のマイコトキシン法令遵守プログラムを更新
資料日付 2024年9月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は9月26日、国産及び輸入食品中のマイコトキシン法令遵守プログラムを更新した。概要は以下のとおり。
 FDAは、国産及び輸入食品中のマイコトキシン法令遵守プログラムを更新し、規制上関心の高い食品中のマイコトキシン、具体的にはT-2/HT-2毒素及びゼアラレノン(zearalenone)の監視を追加した。更新された法令遵守プログラムには、FDA規制検査機関が食品中に含有されるマイコトキシンの分析に向けたマルチマイコトキシン法に移行したことも反映されており、これにより、FDAは1回の検体分析で複数のマイコトキシンの結果を得ることができる。法令遵守プログラムの更新によって得られた新しいデータは、執行措置、リスク評価、及び国際活動をサポートするとともに、マイコトキシンの発生率、汚染の範囲、及び共発生(co-occurrence)に関する情報を提供する。これらの変更は、FDAによる動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)中のマイコトキシンの監視には影響ない。
 T-2/HT-2毒素は、フザリウム属のかびによって産生されるマイコトキシンである。これらの毒素は、小麦、ライ麦、オート麦、及び大麦等の汚染された穀物に含まれている。汚染は通常、これらの食品が適切に保管及び/又は乾燥されていない場合に発生する。食品中にT-2及びHT-2が含まれている場合、高熱、胃腸障害、及び出血等の健康問題を引き起こす可能性がある。
 ゼアラレノンもフザリウム属のかびによって生成されるマイコトキシンである。とうもろこし、オート麦、小麦、ソルガム、及び米等の汚染された穀物に含まれている。汚染は通常、これらの食品が適切に保管及び/又は乾燥されていない場合に発生する。食品中にゼアラレノンが含まれている場合、ヒトにおいて生殖に問題を引き起こす可能性がある。
 国産及び輸入食品中のマイコトキシン法令遵守プログラムの更新版と、FDAが実施している食品中のマイコトキシン監視法等のマイコトキシンに関する情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/food/natural-toxins-food/mycotoxins
 動物用フード中のマイコトキシンに関するFDA動物用医薬品センター(CVM)の監視の詳細については、以下のURLの「動物用フード中の化学汚染物質」のページを参照のこと。
https://www.fda.gov/animal-veterinary/biological-chemical-and-physical-contaminants-animal-food/chemical-contaminants
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/hfp-constituent-updates/fda-updates-mycotoxins-domestic-and-imported-human-foods-compliance-program
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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