食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06370260475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、疫学報告書-動物衛生・食品102号(2024年)において「販売段階における病原性エルシニア・エンテロコリチカによる豚の頬肉、舌、その他の豚肉の汚染、探索的計画2023年」を公表
資料日付 2024年9月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、疫学報告書-動物衛生・食品102号(2024年)「食品安全」特別号において「販売段階における病原性エルシニア・エンテロコリチカ(Yersinia enterocolitica)による豚の頬肉、舌、その他の豚肉の汚染、探索的計画2023年」を公表した(確認日: 10月9日)。概要は以下のとおり。
・要約
 Yersinia enterocoliticaは、欧州で3番目に多く報告される人獣共通感染症病原体であり、エルシニア症の症例において最も一般的な生物型はBT4である。
 豚は本病原体のレゼルボア(病原巣)であり、口腔及び消化管に病原体を保有している。頭部の除骨は、リスクを伴う段階である可能性がある。
 販売段階における豚の頬肉、舌、その他の豚肉の病原性Y. enterocoliticaによる汚染レベルは、2023年に食品総局(DGAL)が展開した探索的計画を通じて評価された。9か月にわたって、13の地域圏の販売段階で検体(頬肉: 111検体、舌: 104検体、生肉: 160検体)を採取した。これら375検体の病原性Y. enterocoliticaの汚染率は16.0%であり、舌の汚染が最も高く(39.4%)、次いで頬肉(16.2%)であった。生肉については、汚染が判明したのは1検体のみであった。分離された125株のうち、97.6%が生物型BT4であった。
 この探索的計画により、フランス本土の販売段階での新たな豚肉試料に関する汚染のデータが得られた。これらの試料で16%の汚染と、生物型BT4が主に検出されたことから、この人獣共通感染症病原体は、依然として豚肉で監視すべき病原体である。舌と頬肉での汚染が高く、肉での汚染が低いことは、病原性Y. enterocoliticaによる豚肉の汚染については、内臓摘出段階よりも頭部の除骨段階の方が、リスクが高いことを示唆している。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://be.anses.fr/sites/default/files/SSA-039_2024-09-27_Yersinia_Denis_VF.pdf
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