食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06370050108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、国家検査戦略に基づき製造業で使用されるPFASについての検査命令を公表 |
資料日付 | 2024年10月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は10月9日、国家検査戦略に基づき製造業で使用されるPFASについての検査命令を公表した。概要は以下のとおり。 EPAは、EPAのPFAS国家検査戦略に基づいてパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の検査を要求する5番目の有害物質規制法(TSCA)検査命令を公表した。これはEPAのPFAS戦略的ロードマップに基づいて、全国の「永久に残る化学物質(forever chemicals)」による汚染に立ち向かうための最新の措置である。 本措置により、Innovative Chemical Technologies、The Chemours Company(ケマーズ社)、Daikin America, Inc.(ダイキンアメリカ)、Sumitomo Corporation of Americas(米州住友商事会社)、及びE.I. Du Pont de Nemours and Company(デュポン社)に対し、3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8-tridecafluorooctyl prop-2-enoate(6:2 fluorotelomer acrylate or 6:2 FTAc)(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8-トリデカフルオロオクチルプロパ-2-エノアート(6:2フルオロテロマーアクリレート又は6:2 FTAc))(CAS登録番号:17527-29-6)に関する検査を実施し、提出するよう命じるものである。6:2 FTAcは、プラスチック、樹脂、繊維、衣料、皮革、及びその他の化学物質の製造に使用され、年間100万~2,000万ポンド(約454~9072トン)が生産されている。 げっ歯類における6:2 FTAcへのばく露に関する研究の概要では、血球数、肝臓及び腎臓の大きさ、並びに動物の行動に変化が生じることが示唆されている。更に、6:2 FTAcの化学構造から、がんを引き起こす可能性があることが示唆されている。 6:2FTAc等のPFASは、時間の経過とともに我々の体内及び環境に蓄積する可能性がある。たとえ少量でも、人々の長期ばく露や、がん、肝臓や心臓への影響、乳児や子供の免疫及び発達障害等の健康リスクに大きく寄与し得る。 EPAは、この化学物質に特有の、及びPFAS全般のハザードとばく露の懸念を考慮すると、6:2 FTAcは健康又は環境に不当な傷害のリスクをもたらす可能性があることを確認している。本命令に基づいてEPAが受け取る情報、特に毒性情報により、6:2 FTAcの人体への影響だけでなく、6:2 FTAcと構造的に類似する100種類を超えるPFASの潜在的な影響についてのEPAの理解も深まるであろう。当該情報は、このPFASのカテゴリに関するEPAの全体的な知識にも追加される予定である。 当該検査命令に関する詳細情報は、以下のURLから入手可能。 https://www.epa.gov/assessing-and-managing-chemicals-under-tsca/list-chemicals-subject-section-4-test-orders |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | 米国環境保護庁(EPA) |
URL | https://www.epa.gov/newsreleases/epa-issues-test-order-pfas-used-manufacturing-under-national-testing-strategy |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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