食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06360500149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、標準化された飼料分類システムを用いた飼料消費データベースの開発の提案に関する外部機関による科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年9月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月24日、標準化された飼料分類システムを用いた飼料消費データベースの開発の提案に関する外部機関(※訳注1)による科学的意見書(9月19日承認、PDF版136ページ、https://doi.org/10.2903/sp.efsa.2024.EN-9036)を公表した。概要は以下のとおり。 統一された飼料分類システムを用いた包括的な飼料消費データベースは、現在存在しない。これは、畜産動物及び愛玩動物が毎日消費する飼料の個々の量に関する正確な情報が不足していることを意味する。このようなデータベースがあれば、飼料のばく露評価を支援できる。当該報告書では、主な飼料データベース、その構造、飼料原料の分類方法に関する完全な概要を提供する。その限界と可能性を明らかにし、FoodEx2(※訳注2)との相違点についても報告している。FoodEx2の今後の更新と包括的な飼料消費モデルデータベースの開発に向けた提案も行っている。提案されたモデルデータベースは、3つのExcelシートで表される3つの情報分野に基づいている。動物、飼料、消費を表すこれらのシートにより、動物への飼料によるばく露の決定が可能になる。開発されたモデルデータベースの概念実証は、遺伝子組換え飼料と飼料中の汚染物質に焦点を当てた2つのケーススタディを実施することで行われた。遺伝子組換え飼料については、科学的意見書で報告され、EFSAが提案したExcel計算ツールを使用して得られた推定値と比較して、動物への飼料によるばく露が減少したことが分かった。飼料中の汚染物質については、ばく露値が若干高くなるか低くなるかの違いにとどまった。また、欠点と可能な緩和策についても検討され、包括的な飼料消費データベースに関する提言が行われた。これには、EU 分類システムを確立し、欧州飼料原料カタログの主な特徴及び項目を FoodEx2 と調和させるという提言も含まれている。また、利害関係者の協力のもと、飼料業界、動物栄養学者、畜産従事者、農業従事者が実際の動物消費データを収集することも推奨されている。 (※訳注1)外部機関: University of Milan、ToxHub Srl、ISA Digital Consulting。 (※訳注2) FoodEx2は、EFSAが最新の情報を備え、様々な領域におけるデータ収集の必要性に対応するために開発し、保守している包括的な食品分類記述体系。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-9036 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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