食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06360380315
タイトル ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)、カンナビノイドは製菓分野でますます一般的になっていることを公表
資料日付 2024年9月26日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は9月26日、カンナビノイド(cannabinoide)は製菓分野でますます一般的になっていることを公表した。概要は以下のとおり。
 小見出し:緊急警告報告件数は、2023年に過去最高を記録する見込みである。
 加盟31か国の当局は、2023年に欧州緊急警告システム(RASFF)を通じて、潜在的に有害な食品、飼料及び食品接触材料に関する報告約4,700件を交換した。BVLによると、これは過去最高である。当局は、グミドロップ、クッキー、ハチミツ、ソフトドリンクなどの菓子類に含まれるカンナビノイドにますます焦点を当てている。
 RASFFの報告のほぼ8件に1件(592件)がドイツ当局により送信された。これにより、ドイツは報告国のトップであるオランダと同等になる。RASFFからの全報告の89%は食品、7%は飼料、4%は食器、調理器具、包装などの食品接触材料に関するものであった。
 例年同様、最も頻繁な警告理由には、トルコ産の果物や野菜に含まれる残留農薬やポーランド産の家禽肉に含まれるサルモネラ菌が含まれていた。しかし、全体としては、この種の報告数は2年連続で減少している。その代わりに、未承認の新食品に関する報告数は大幅に増加した。これらの報告の大部分は、新規として分類されるカンナビジオール(cannabidiol (CBD))を含む製品に関するものである。これに関するRASFFの報告は90件以上であり、そのうち44件はドイツ当局からのものであった。
 特に重要なのは、カンナビノイドが現在、子どもや若年層向けの食品に含まれることが増えているという事実である。当局は2023年に、特に子どもが市販製品と混同する可能性のある20種類以上の製品をRASFFに報告した。これには、グミドロップ、チューインガム、ハチミツ、シロップ、ソフトドリンク、ビスケットなどが含まれる。CBDに加え、一部の製品には精神活性カンナビノイドであるヘキサヒドロカンナビノール(hexahydrocannabinol (HHC))が含まれていたが、現在ドイツではその販売が禁止されている。
 詳細情報
 RASFFによる2023年の報告は以下のURLより入手可能。
https://www.bvl.bund.de/SharedDocs/Fokusmeldungen/01_lebensmittel/2024/HI_RASFF-Meldungen-2023.html?nn=12429764
 RASFFの詳細は以下のURLより入手可能。
https://www.bvl.bund.de/DE/Arbeitsbereiche/01_Lebensmittel/01_Aufgaben/04_Warn_und_Informationssysteme/00_Warn_und_Informationssysteme/01_RASFF/Im_RASFF_node.html
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護食糧農業省(BMVEL)
情報源(報道) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
URL https://www.bvl.bund.de/SharedDocs/Pressemitteilungen/01_lebensmittel/2024/PM_RASFF-Meldungen-2023.html
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