食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06360320301
タイトル 論文紹介:「畜牛及び家きんにおける高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスの集団感染及び関連ヒト症例が発生した時期のA型インフルエンザウイルス及びH5亜型の廃水サーベイランス(米国、2024年5月12日~7月13日)」
資料日付 2024年9月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  MMWR(2024, 73(37):804-809、doi: 10.15585/mmwr.mm7337a1)に掲載された論文「畜牛及び家きんにおける高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスの集団感染及び関連ヒト症例が発生した時期のA型インフルエンザウイルス及びH5亜型の廃水サーベイランス(米国、2024年5月12日~7月13日)(Wastewater Surveillance for Influenza A Virus and H5 Subtype Concurrent with the Highly Pathogenic Avian Influenza A(H5N1) Virus Outbreak in Cattle and Poultry and Associated Human Cases - United States, May 12-July 13, 2024)、著者S Louis (Epidemic Intelligence Service, CDC, 米国)ら」の概要は以下のとおり。
 米国の畜牛や家きんで発生した高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス集団感染及び関連ヒト症例への対応の一環として、CDC及び関係機関は廃水中のA型インフルエンザウイルスレベル及びH5亜型ウイルスの検出のモニタリングを行っている。
 2024年5月12日から7月13日の期間に廃水のA型インフルエンザ検査を実施した48州及びコロンビア特別区において、週平均で38州309か所で分析に十分な量のデータが得られ、4州11か所で高レベルのA型インフルエンザウイルスが報告された。H5亜型ウイルスの検査は41州203か所で実施され、9州24か所でH5亜型ウイルスが検出された。
 H5亜型ウイルスの検出、あるいは高レベルのA型インフルエンザウイルスが確認された地点ごとに、CDC及び州・地域の保健局は、他のインフルエンザサーベイランスシステムからのデータを評価し、排水施設及び農業部門と協力して、可能性のある発生源について調査した。廃水から高レベルのA型インフルエンザウイルスが検出された4州のうち、3州では他のインフルエンザサーベイランスシステムからも、対応するヒトのインフルエンザ活動のエビデンスが確認された。H5亜型ウイルスが検出された24か所のうち15か所で、下水流入域又は隣接郡内において動物に由来する流入源が特定され、そのうちの8か所は乳加工の流入物(milk-processing input)があることが確認された。
 このような早期の調査から得られたデータは、保健当局が今後の呼吸器疾患シーズンにおいて、廃水サーベイランスの活用を最適化するのに役立つ。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) MMWR(2024, 73:804-809)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/73/wr/mm7337a1.htm
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