食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06360240541
タイトル イタリア保健省、国家残留物調査計画の2023年次報告書を公表
資料日付 2024年9月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  イタリア保健省は9月26日、国家残留物調査計画の2023年次報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 国家残留物調査計画(Piano nazionale per la ricerca dei residui:PNR)は、一次生産段階又は一次加工段階における動物由来製品の管理を規定するもので、欧州規定における指示に基づいて保健省が毎年策定し、管轄の地域・地方当局、動物実験施設、国立リファレンスラボラトリーの協力により地方レベルで実施される。
 2023年は、指令96/23/(EC)に代わる規則(EU)2022/1644及び規則2022/1646の施行初年度であり、活動の実施においては、(例年同様のターゲット計画(Piano mirato)に加えて)サーベイランス計画(Piano di sorveglianza)及び第三国計画(Piano di sorveglianza)の導入、また、動物由来製品の調査対象から汚染物質及び農薬の除外(他の特定プランの対象であったため)等、いくつかの新たな点があった。
 PNRの目的は、禁止又は認可されていない薬理活性物質(グループA)、及び動物用医薬品として認可されている物質(グループB)の調査であり、不正及び不適切な使用を明らかにし、動物の飼養工程におけるこれらの物質の正しい使用を確認することである。
(中略)
 全ての活動を通して2023年には27,202検体が採取され(分析測定作業は合計378,888)、その内訳は、ターゲット計画が24,931検体、サーベイランス計画が1,018検体、及び第三国計画が385検体であった。国家レベルで計画された活動に加え、特定の地域の問題を調査するための地域特別計画(Extrapiano regionali)においては368検体が採取され、さらに500検体が疑いにより採取された。
 合計27の不適合検体があり、そのうち10検体はターゲット計画、2検体はサーベイランス計画、1検体は第三国計画、14検体は疑いによる検体採取のものであった。今回の不適合の傾向は近年の結果と並ぶものであり、その割合は欧州連合(EU)での記録をわずかに下回る。
 当該報告書は以下のURLから閲覧可能(イタリア語、PDF、49ページ)。
https://www.salute.gov.it/imgs/C_17_pubblicazioni_3476_allegato.pdf
地域 欧州
国・地方 イタリア
情報源(公的機関) イタリア保健省
情報源(報道) イタリア保健省
URL https://www.salute.gov.it/portale/news/p3_2_1_1_1.jsp?lingua=italiano&menu=notizie&p=dalministero&id=6650
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