食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06350570297
タイトル 国際獣疫事務局(WOAH)、英国で4月26日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関するフォローアップ情報16(最終報告)を公表
資料日付 2024年8月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(WOAH)は8月27日、英国で4月26日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関するフォローアップ情報16(最終報告)を公表した。概要は以下のとおり。
I. 一般情報
1. 国/地域区分:地域、2. 発見日:2024年4月26日、3. 事案確認日:2024年5月9日、4. 原因病原体:BSEプリオン(定型C型)、5. 疾病分類:リスト記載疾病、6. 前回の発生日:2018年10月18日、7. 届出理由:根絶された疾病の再発生、8. 状態:解決済み、9. 終了日:2024年8月7日
II. 疫学
1. 当該事案の原因又は感染源:不明又は不確定
2. 疫学的コメント:
 単独の(isolated)定型BSE症例の1例が、肉牛ほ乳牛農場(beef suckler farm)の7歳半の在来種雌牛(indigenous cow)で確認された。当該雌牛は出産を間近に控えており、直近の2週間にわたり体調を崩し、死亡が発見される前には横臥位で攻撃的になっていた。患畜は病気の間、飼料、水を摂取していた。当該症例は、48か月超の死亡牛(fallen stock)に対する所定の法定ナショナルサーベイランス及び検査時に明らかになった。当該患畜は食肉処理されず、フードチェーンに入らなかった。食品安全上あるいはヒトの健康に対する脅威はない。関連する感染リスク経路とそれを裏付ける証拠を特定するために、完全な疫学調査が実施されている。この1例のBSE症例のコホート及び子孫は全て特定され移動制限下に置かれた。これらの畜牛は殺処分され、BSE検査に供される。この1例の症例の検出によって、イングランド地域及びウェールズ地域の「管理されたリスク」ステータス、スコットランド地域の「管理されたリスク」ステータス、並びに北アイルランド地域の「無視できるリスク」ステータスは変更されない。農業従事者の特定を避けて安全な生活を守るために、当該農場の詳細な場所は報告書に記載されていない。全てのコホート及び子孫は殺処分され、検査結果は陰性であった。更新情報:疫学報告は完了し、2024年8月7日にWOAHへ送付された。
III. 定量的データの概要
測定ユニット:動物
動物種:畜牛、感染可能性(susceptible)206頭、症例1頭、死亡1頭、殺処分44頭、と畜0頭、ワクチン接種0頭
IV. 診断
1. 疾病の徴候:あり
2. 診断方法:診断検査
3. 検査/検査所:
(1)免疫組織化学(IHC)検査/伝達性海綿状脳症(TSE)ナショナルリファレンスラボラトリー
(2)抗原検出ウエスタンブロット法/TSEナショナルリファレンスラボラトリー
(3)抗原捕捉(Antigen capture、AC)-ELISA法/ユーロフィン社(Eurofins)
V. 管理措置
1. 家畜管理措置
適用された措置:(1)選択的殺処分、(2)トレーサビリティ、(3)畜産物の公的処分、(4)死体、副産物及び廃棄物の公的処分
2. 野生動物管理措置(記載なし)
VI. 本アウトブレイク事案
1. 発生地:スコットランド、エアシャー郡(Ayrshire)
2. 発見日:2024年4月26日
3. 疫学的ユニット:農場
4. 終了日:2024年8月7日
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(WOAH)
URL https://wahis.woah.org/#/in-review/5667?fromPage=event-dashboard-url
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