食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06330840149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新20:2024年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」と題するステートメントを公表
資料日付 2024年7月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月22日、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新20:2024年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」と題するステートメント(35ページ、2024年6月12日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2024.8882)を公表した。概要は以下のとおり。
 安全性適格推定(Qualified Presumption of Safety: QPS)プロセスは、食品又は飼料チェーンでの使用を意図する微生物に関する安全性評価アプローチを提供するために開発された。
 当該ステートメントの対象期間において、過去に推薦されたQPSの分類単位(TU: Taxonomic Unit)のステータスを変更するような新たな情報は見つからなかった。
 当該QPSリストのTUは、それぞれ対応する信頼性のあるデータベースと照合し、名称の正確性とシノニムの完全性を検証した上で更新された。最近の分類学的知見に関して、TUが常に最新の状態に保たれるよう、新たな手順が確立された。
 2023年10月から2024年3月までの期間にEFSAに届出された83件(飼料添加物として47件、食品用酵素又は食品添加物として25件、新食品として11件)の微生物のうち、75件は以下の理由で評価されなかった:15件は糸状菌であったため、1件はEnterococcus faeciumであったため、10件はEscherichia coliであったため、1件はStreptomyces属細菌であったため(これらはすべてQPS評価の対象外)、また48件は既にQPSステータスを有するTUであったため。
 残りの8件の届出のうちの2件(Heyndrickxia faecalis (旧名Weizmannia faecalis)及びSerratia marcescens)については、過去の本パネルのステートメントにおいてQPSステータスの可能性に関する評価がすでに行われていた。1件は属レベルでの届出であったため、QPSステータスに関する評価はできなかった。残りの5件の届出は5つのTUに属するものであり、QPSステータスの可能性について評価された。Akkermansia muciniphila及び Actinomadura roseirufaは安全性の懸念のため、QPSステータスに推薦されなかった。Rhizobium radiobacterについては、生産目的であることを条件として QPS ステータスに推薦できる。Microbacterium arborescens及びBurkholderia stagnalisは、食品及び飼料チェーンでの使用に関する知識体系が不足していること、またB. stagnalisについては安全性の懸念もあるため、QPSリストに含めることはできない。A. roseirufa及びB. stagnalisは今後のQPS評価から除外された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8882
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。