食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06330810105 |
| タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、「生乳(Raw Milk)の誤解と生乳摂取の危険性」と題するページを更新 |
| 資料日付 | 2024年3月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は3月5日、「生乳(Raw Milk)(※訳注1)の誤解と生乳摂取の危険性」と題するページを更新した。概要は以下のとおり。 生乳(Raw Milk)には、多数の科学的研究で示されているように、疾病の原因となる様々な病原体が含まれている可能性がある。これらの研究により、多数の集団食中毒の発生とともに、生乳を飲むことに関連するリスクが明確に示されている。加熱殺菌処理(パスツール殺菌)(pasteurization)は、乳の栄養価に大きな影響を与えることなく、生乳の病原体を効果的に死滅させる。 この文書においてFDAは、生乳を飲むことに関連する神話についての詳細な調査結果を公表している。下記の評価は、科学文献に基づいたものである。 (訳注:当該文書は14項目の見出しとその説明文、参考文献のリストで構成されている。以下、見出し部分のみを抜粋した。) 1. 生乳により乳糖不耐症が治ることはない。 2. 生乳で喘息やアレルギーが治癒したり、治療できたりしない。 3. 生乳が加熱殺菌処理乳と比べて骨粗鬆症の予防に、より効果的であるということはない。 4. 生乳中に胃腸の健康に有益な微生物は含まれてはいない。 5. 生乳は免疫機能を構築する食品ではなく、特に子供にとって安全ではない。 6. 生乳には、ヒトの免疫機能を高める免疫グロブリンは含まれていない。 7. 生乳中に乳の消化を促進する追加のプロテアーゼ及びリパーゼはない。 8. 生乳は加熱殺菌処理乳より栄養的に優れているということはない。 9. 生乳に乳を安全にするほどの天然抗菌成分は含まれていない。 10. 生乳に病原体を抑制するためのナイシン(抗菌ペプチド)は含まれていない。 11. 葉酸結合タンパク質(FBP)は加熱殺菌処理中に変性せず、加熱殺菌処理乳で葉酸利用が低下することはない。 12. 加熱殺菌処理乳は生乳よりも安全である。 13. 生乳は、加熱殺菌処理乳よりも高い割合で集団食中毒発生の原因となっている。 14. HACCPに基づき製造された生乳であるからといって、安全に飲めるわけではない。(HACCPは生乳に病原体がないことを保証するものではない。) ・概要 我々があなた方のために調査した、生乳支持者(raw milk advocates)による主張はどれも科学的な精査に耐えることはできない。残念ながら、生乳支持者の誤った「健康上の利点」の主張により、親が子供に生乳を与えたり、より良い栄養を求める妊娠女性、高齢者、及び入院患者等の免疫不全の人々も生乳を摂取し始めたりする可能性がある。しかし、不良である(adulterated)生乳を摂取した結果として、病気になったり、食中毒で死亡したりするリスクが最も高いのはまさに、この同じサブグループ(訳注:上述の子供や高齢者等)の人々である。 ※訳注1:FDAのWebサイトにある「Raw Milk」と題するメインページ(https://www.fda.gov/food/resources-you-food/raw-milk)において「生乳(Raw Milk)は有害微生物を死滅させるための加熱殺菌処理がなされていない、乳牛、めん羊あるいは山羊由来の乳である。」と記載されている。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
| 情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
| URL | https://www.fda.gov/food/buy-store-serve-safe-food/raw-milk-misconceptions-and-danger-raw-milk-consumption |
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