食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06330270149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えPullulanibacillus naganoensis AE-PL株由来食品用酵素プルラナーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年7月31日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月31日、非遺伝子組換えPullulanibacillus naganoensis AE-PL株由来食品用酵素プルラナーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表した(7月4日採択、PDF版10ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8947)。概要は以下のとおり。 当該食用品酵素プルラナーゼ(プルラン6-α-グルカノヒドロラーゼ; EC 3.2.1.41)は、Pullulanibacillus naganoensis AE-PL株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは、当該食品用酵素を食品製造工程1工程にて使用する場合、安全性上の懸念は提起されないと結論している。その後、申請者は新たに7工程を追加する用途拡張、及び、使用量の修正を要請した。本評価において、EFSAは以下の食品製造工程8工程における使用に対し、当該食品用酵素の安全性評価を更新する。 1. 焼成製品製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程(新規追加) 2. 焼成製品以外の穀類由来製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程(新規追加) 3. 醸造製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程(新規追加) 4. グルコース・シロップ及び他のデンプン加水分解物製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程 5. 蒸留アルコール製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程(新規追加) 6. ブドウ以外からのビネガー製造用の果物・野菜の加工工程(新規追加) 7. コーヒー代替製品製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加) 8. 植物由来の乳代替品及び乳製品製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加) 当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)は、工程4及び5においては最終製品に持ち越されないため、食事性ばく露は、残りの6工程に関してのみ算出され、欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.004 mg TOS/kg体重と推定された。 EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、前回の申請にて提供された、ラットを用いた90日間反復経口投与毒性試験を評価し、試験された最高用量である643 mg TOS/kg体重/日を無毒性量と特定した。これを推定食事性ばく露量と比較した結果、ばく露マージンは少なくとも160,750と算出された。 前評価にて提供されたデータ、及び、本評価にて修正されたばく露マージンに基づき、FEZパネルは、修正された意図される使用条件下において、本食品用酵素は安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8947 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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