食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06330180464 |
タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、優先活動「メラミン-ホルムアルデヒド樹脂製の食品接触日用品」に関する最終報告書を公表 |
資料日付 | 2024年7月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は7月16日、優先活動「メラミン-ホルムアルデヒド樹脂製の食品接触日用品」に関する最終報告書を公表した。概要は以下のとおり。 この優先活動の目的は、メラミンとホルムアルデヒドの基準値と、繰り返し試験において特異的移行が増加してはならない基準への適合を確認することであった。 オーストリア全土から収集された22検体が検査され、8検体に疑義が呈された。 ・8検体すべてで、メラミンの移行が増加した。 高い疑義呈示率は、メラミン-ホルムアルデヒド樹脂に根本的な安定性の問題があることを改めて裏付けている。 背景情報 日用品から(試験)食品への物質の移行は、移行試験を通じて決定される。この目的のために、再使用可能な成形品は 3回連続して試験される。個々の製品の化学的不安定性および関連するRASFF通知(※訳注:欧州食品・飼料緊急通報)により、規制(EU) No.10/2011の安定性基準が適用された。メラミン-ホルムアルデヒド樹脂製の成形品の不安定性は、これらの材料が酸性の食品と接触すると熱で加水分解され、部分的に出発原料のメラミンとホルムアルデヒドに分解されるためと推定される。 結果 検体全体で、疑義呈示率は36.4%であった。 疑義が呈された8検体すべてにおいて、メラミンの移行の増加が測定された。これは、要求される不活性と安定性が材料に対して与えられていないため、プラスチック条例(※訳注:欧州委員会施行規制(EU) No.10/2011)に抵触する。これら検体の3回目の移行試験では、0.115~3.13 mg/kgのメラミン濃度が測定された。2.5 mg/kgの基準値を超えたのは、最も高濃度の1検体のみであった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オーストリア |
情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
URL | https://www.ages.at/mensch/schwerpunkte/schwerpunktaktionen/detail/gebrauchsgegenstaende-fuer-den-lebensmittelkontakt-aus-melamin-formaldehyd-harz-1 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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