食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06321220164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、「Fairplay4Food-様々なタンパク質源が健康、環境、社会に及ぼす影響を比較検討するシステムへの第一歩」と題する報告書を公表
資料日付 2024年6月27日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は6月27日、「Fairplay4Food-様々なタンパク質源が健康、環境、社会に及ぼす影響を比較検討するシステムへの第一歩」と題する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 オランダの人々は、健康的で安全な食品を豊富が手に入り、長い平均余命を享受している。オランダの食品は微生物学的観点からも、毒性学的観点からも一般的に安全であるが、オランダ国民の現在の食事パターンは、特に慢性疾患による大きな健康損失をもたらしている。さらに、オランダの現在の食料システムは、著しい温室効果ガスの排出、土地や資源の使用(水やリン等)、栄養素や農薬による土壌や水の汚染、廃棄物の発生により、環境に大きな負担を与えている。
 動物性タンパク質の摂取を減らし、植物性タンパク質の摂取を増やすというタンパク質移行は、我々の健康と環境の両方を改善する上で役立つ可能性がある。健康と環境に影響を及ぼすだけでなく、このような移行は、経済や様々な社会文化的側面にも影響を及ぼす可能性がある。
 Fairplay4Food(Fp4F)は、タンパク質移行に貢献することを目的とする様々なシナリオの効果を説明し、最良の選択肢を特定することをねらいとしている。この目的のために、RIVMは影響を与える経済的・社会文化的側面を考慮しながら、健康と持続可能性のバランスを見つけるために使用される多基準の意思決定分析ツールを構築した。
 次の3つのシナリオが開発された:(1)肉価格の上昇及び/又は情報誘導(information nudge)を用いたスーパーマーケットの戦略、(2)消費者が豚肉を摂取しなくなるシナリオ、(3)消費者が豚肉を摂取しなくなり、農業従事者が豚を生産しなくなるシナリオ。専門家らは、これらのシナリオがヒトの健康、環境、社会経済的側面に及ぼす影響を評価するよう求められた。これらの評価は本ツールに組み込まれた。
 最後に、開発したツールをテストした。ヒトの健康、環境、経済問題のいずれかを担当する(仮想の)政策立案者4人に対し、健康、環境、経済の領域に重要性を与えることで、これらの領域に対するその優先度を示すよう求めた。政策立案者の優先度を組み込んだ後、ツールは政策立案者の優先度に最も合うシナリオを計算・選択する。テストした3つのシナリオのうち、(オランダで)豚が生産されなくなり、オランダの消費者が豚肉を食べなくなるシナリオが、ヒトの健康、環境、経済問題のいずれかを担当する政策立案者にとって、望ましいタンパク質移行に貢献する優先的シナリオであることが判明した。
 本研究は、異なる優先度にもかかわらず、合意が可能であり、そして本ツールが、タンパク質移行等の複雑な問題に関する議論に非常に有用でありうることを示している。
 当該報告書(110ページ、英語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2023-0475.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/fairplay4food-first-step-towards-weighing-system-for-effects-of-different-protein

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