食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06321200149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、公衆衛生及びリスク評価におけるバイアスのリスクに焦点を置いた、ヒトの観察疫学研究から得られたエビデンスの迅速な評価ツールの開発に関する外部委託機関による科学的報告書を公表
資料日付 2024年7月11日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　欧州食品安全機関(EFSA)は7月11日、公衆衛生及びリスク評価におけるバイアスのリスクに焦点を置いた、ヒトの観察疫学研究から得られたエビデンスの迅速な評価ツールの開発に関する外部委託機関(補足: ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR))による科学的報告書(2024年7月2日承認、51ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2024.EN-8925)を公表した。概要は以下のとおり。
　本報告書は、EFSAとBfRとの間で締結された枠組みパートナーシップ協定(FPA) No. GP/EFSA/AMU/2020/02「食品及び飼料の安全性に関する科学的提言の達成に向けたグローバル情報ネットワークにおけるエビデンス管理のためのツール」、及び、その下位協定である特定協定No. 05(SA05)「ヒトの観察疫学研究から得られたエビデンスの評価、及び、エビデンスの重み付け(weight-of-evidence)法におけるさらなる使用のための批判的評価ツール(Critical appraisal tools(CATs)」に基づき開発されたプロジェクトの方法論及び成果を概説するものである。
　ヒトの観察疫学研究におけるバイアスのリスクの迅速な評価(raRoB)ツールが開発された。方法論の品質を評価する多くのツールが公表されてきたが、観察研究に適用可能なものは限られている。
　リスク評価の文脈において、バイアスのリスクを評価するために、基礎的な疫学の知識しか持たない人たちにも使用しやすいツールが作成された。本ツールには透明性があり、比較的迅速な使用が可能であり、7つの(訳注:原文ではfive)ドメイン(選択、ばく露、結果、交絡、追跡、分析、選択的報告)から成る。ツールそのものは専門家の手により3回試験され、段階的に改善された。附属文書も、専門家の意見を踏まえて修正された。raRoBツールは、各ドメインにおける項目、スコアの要約及び最悪の比率(worst ratio)の表示により、ヒトの観察疫学研究の評価を透明性を確保しつつ文書化することを可能にする。専門家は、スコアに関して自らの言葉で評価を追加することが可能である。このことにより、透明性と比較可能性が可能になる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源（公的機関） 欧州食品安全機関（EFSA）
情報源（報道） 欧州食品安全機関（EFSA）
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8925
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