食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06320880505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、「人獣共通感染症及び集団食中毒のモニタリングに関する報告書-2023年データ」を公表
資料日付 2024年6月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は6月27日、「人獣共通感染症及び集団食中毒のモニタリングに関する報告書-2023年データ」を公表した。概要は以下のとおり。
 2023年に、ヒトで報告された症例数は2022年比でわずかに減少した。過去の年と同様、ヒトで最も多く記録された2つの人獣共通感染症は、カンピロバクター症(約6,700例)とサルモネラ症(1,800例)の下痢性疾患である。
(以下、当該報告書「要約」より抜粋)
 2023年にヒトで最も多く記録された人獣共通感染症は依然としてカンピロバクター症であった。検査室診断で確認されたカンピロバクター症の症例は、合計で6,756例が報告され、前年(7,601例)比でわずかに減少した。ほとんどの場合、ヒトは、(生の又は加熱不十分な家きんの肉を手で扱うこと等で)汚染された食品を介して感染する。本細菌は鶏の消化管内に存在することが多いが、鶏には症状を引き起こさない。
 サルモネラ症は、依然としてスイスで2番目に多く記録されている人獣共通感染症である。2023年には、ヒトにおいて、検査室診断で確認された1,823例が報告された。これは人口10万人当たり新規感染21例という届出率に相当する。症例数は、前年(1,842例)比で横ばいとなった。
 志賀毒素産生性大腸菌(STEC)については、2023年に報告された総症例数は1,224例で、近年観察されていたSTECによるヒトの感染症の増加は、初めて横ばいとなった(前年: 1,208例)。これは、人口10万人当たり新規症例14例の届出率に相当し、1999年に届出義務の疾病となって以来、最も多く記録された。この増加は主に、新しい技術手法の実施による検査数の増加が原因と考えられており、このため症例をより頻繁に検出することが可能となった。
 2023 年もまた、リステリア・モノサイトゲネスによる感染症が多数(74例)報告された(前年: 78例)。この高い報告数は主に、スイス全土に被害を及ぼした集団発生によるもので、2022年~2023年にヒトで29例が報告された。全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、当該問題の原因を特定し、施設内で汚染源を除去することができた。
 調査対象年に、ヒトにおける野兎病の症例109例が報告され、人口10万人当たり1.2例であった。近年に当該症例の増加が観察された後、現在ではむしろ減少傾向にあるようである。主な感染源はマダニによる刺咬であった。
 2023年に、Q熱の症例101例が連邦保健局(BAG)に報告され、これは人口10万人当たり新規感染1.1例の届出率に相当する。症例の一部は、ヴァレー州で春に発生した、感染したヤギの群れに関連した集団発生によるものであった。
 2023年に、監視当局は、スイスで合計40件の集団食中毒が発生したと報告した。260人以上が罹患し、このうち少なくとも40人が入院し、6人の死亡が記録されている。
 当該報告書(49ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.blv.admin.ch/dam/blv/fr/dokumente/tiere/publikationen-und-forschung/statistik-und-berichte/zoonosenbericht_2023.pdf.download.pdf/Zoonosenbericht_2023_FR.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/tiere/tiergesundheit/ueberwachung/ueberwachung-von-zoonosen.html

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