食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06320860477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、全国腸(疾患)サーベイランスプログラム(NESP: National Enteric Surveillance Program)年次概要2022を公表
資料日付 2024年6月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は6月25日、全国腸(疾患)サーベイランスプログラム(NESP: National Enteric Surveillance Program)年次概要2022を公表した。概要は以下のとおり。
 当該年次概要は、PHACはじめ、国立微生物学研究所(NML)、食中毒・環境・人獣共通感染症センター(CFEZID)及び州の公衆衛生研究所により作成された。
・概要
 全国腸(疾患)サーベイランスプログラム(NESP)は、PHACと各州の公衆衛生研究所が協力して実施している。NESPを通じて、国への届出義務のある10種類の生物を含む、腸疾患の原因となる14種類の生物の分析と報告が毎週行われている。このサーベイランスシステムから得られるデータと情報は、複数州にわたるクラスターや集団感染の検出をサポートし、公衆衛生上の介入の手引きとなり、また腸疾患の伝播を制限するための国内及び国際的な取り組みに組み入れることができるように設計されている。
 2022年には、合計12,523件の分離結果がNESPに報告された。これは過去5年間の平均届出数(12,677件)と同等の数である。しかし、この数は、2015年から2019年(COVID-19パンデミック前)の5年間の平均届出数(15,313件)よりも低いままである。サルモネラ属菌は、2022年に提出された4,826件の届出で確認されており、NESPに報告された全分離株の39%を占め、引き続き最も多く確認された生物であった。過去数年と同様、Salmonella Enteritidis(1,840株、38%)とSalmonella Typhimurium(319株、7%)が、2022年に報告された全サルモネラ属菌の中の上位2つの血清型となっている。2022年には、Salmonella ssp. I 4,[5],12:i:-(265株、5%)が3番目に多く報告された血清型であった。これら3つの血清型の合計は、同定された全サルモネラ属菌血清型の50%に相当する。
 2022年の志賀毒素産生性大腸菌(STEC)O157による感染の発生率は、人口10万人当たり0.77症例と報告され、2021年のO157 STECによる発生率よりわずかに高いが、2010年から2019年までに見られた比較的安定した発生率(人口10万人対0.95~1.40症例)よりは低いままである。2022年の非O157 STEC分離株による感染の発生率(人口10万人対1.32例)は、2021年(人口10万人対0.98例)に比べてわずかな増加が観察された。しかし、この発生率は2019年にNESPに報告された過去最高の発生率(人口10万人対1.58例)よりは低い。これにより6年連続で、O157 STEC分離株よりも非O157 STEC分離株の方が多く報告されたことになる。
 2022年の侵襲性リステリア症の発生率(人口10万人対0.47例)は、2021年に報告されたものよりわずかに高いが、2019年とほぼ同様である。2022年のA型肝炎の発生率(人口10万人対0.80例)は、2021年(人口10万人対0.69例)に比べて増加した。しかし、この発生率は2019年に報告された最も高い発生率(人口10万人当たり1.30例)よりはまだ低い。
 報告される赤痢菌種の大部分をソンネ赤痢菌(Shigella sonnei)が占めていた2019年及びその数年前とは異なり、2022年は、報告された全ての赤痢菌種の50%超がフレキシネル赤痢菌(S. flexneri)であった2021年及び2020年と同様の傾向を示した。2022年においても、S. flexneriの割合(人口10万人対1.45例)は、S. sonneiの割合(人口10万人対0.96例)を上回った。2022年のその他すべての赤痢菌種の傾向は2021年と同様で、過去数年と比較して低いままであった。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL https://www.canada.ca/en/public-health/services/publications/food-nutrition/national-enteric-surveillance-program-annual-summary-2022.html

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