食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06320740494
タイトル 台湾衛生福利部疾病管制署、人獣共通感染症に関する組織横断リスク評価チームによるH5亜型鳥インフルエンザウイルス感染症のリスク評価について公表
資料日付 2024年7月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部疾病管制署は7月5日、「人獣共通感染症に関する組織横断リスク評価チームが、重要なH5亜型鳥インフルエンザウイルス感染症のリスク評価を発表した」旨公表した。概要は以下のとおり。
 最近国内外で、A(H5N1)などのH5亜型鳥インフルエンザウイルスの感染が発生し、米国では鳥インフルエンザウイルスが乳牛を介してヒトに感染する事件が発生したことを考慮し、衛生福利部疾病管制署(以下疾管署)、農業部動植物防疫検疫署(以下防検署)及び獣医研究所は協力の下、「人獣共通感染症に関する組織横断リスク評価チーム」(以下チーム)を設置した。チームは、密接に協力して情報を収集し、重要なH5亜型鳥インフルエンザウイルス感染症のリスク評価を行い、防疫一体(One Health)概念を採用し、専門家の意見を結合し、動物・ヒト感染症及びウイルス学などの専門知識を統合して重要な感染症のリスクを評価し、早期警告とリスク管理及び制御対応のための助言を提供し、公衆衛生を確保する。(中略)
 チームは、2020年から2024年4月までの実証データから、H5N1亜型(クレード2.3.4.4b)の高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルスの総合リスクは「中程度」、H5N1亜型(クレード2.3.2.1c)及びH5N6亜型のHPAIウイルスの総合リスクは「低から中程度」、H5N2亜型(クレード2.3.4.4b)及びH5N8亜型のHPAIウイルスの総合リスクはいずれも「低度」であると指摘した。米国の酪農場でのH5N1亜型ウイルスの感染発生を受け、疾管署は、新型のA型インフルエンザ感染症に対する監視を強化するため、新型のA型インフルエンザ届出の定義を改定し、「急性呼吸器感染症又は急性結膜炎に符合し、かつ鳥インフルエンザA(H5N1)感染動物との接触歴をもつ」という条件を新たに追加し、2024年6月15日から実施している。また、動物の監視を強化するため、防検署は本年5月15日に、主要な酪農県・市の酪農場でのサンプリング検査を開始したが、これまでのところ、国内乳牛でのH5N1感染症は発生していない。チームはさらに、哺乳類における鳥インフルエンザ感染事例や、海外における最近のH5N1及びH5N2など、鳥インフルエンザウイルスのヒト感染情報を引き続き注意深く監視していく。
 本評価に関する資料は以下のURLから入手可能。
1. 鳥インフルエンザ・新型のA型インフルエンザリスク評価ワークフロー
https://www.mohw.gov.tw/dl-89451-cd407856-8969-4d92-a064-d8034d3a329c.html
2. 重要なH5亜型鳥インフルエンザウイルスのリスク評価
https://www.mohw.gov.tw/dl-89452-575999b2-b4c9-415a-ba62-0e4f8c260f4b.html
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部疾病管制署
情報源(報道) 台湾衛生福利部疾病管制署
URL https://www.mohw.gov.tw/cp-16-79243-1.html
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