食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06320440149 |
タイトル | 欧州食品安全機関、有効成分レナシルの農薬リスク評価に関するピアレビューの結論を公表 |
資料日付 | 2024年7月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関は7月5日、有効成分レナシル(lenacil)の農薬リスク評価に関するピアレビューの結論(2024年6月7日承認、25ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2024.8860)を公表した。概要は以下のとおり。 レナシルに関するドシエの最初の評価書は、更新評価報告書(RAR)において報告担当加盟国(RMS)から提出され、続いてRMSの評価に関する農薬リスク評価のピアレビューがEFSAによって実施された。以下の結論が導出された。 欧州連合中央部(CEU)及びEU南部(SEU)において提案された、てん菜及び飼料用ビートへの除草剤として中程度~少量を噴霧、全面又は帯状に散布する代表的な用途に従ったレナシルの用途は、標的の雑草に対する除草剤として十分に有効である。 データパッケージの評価では、レナシル又は代表的な用途に用いる製剤の素性、物理的・化学的・技術的特性、及び分析法に関して重要な懸念領域に含める必要がある問題はなかった。 哺乳類毒性の項では、免疫毒性試験に関してデータギャップが特定されたため、免疫系に対するレナシルの有害影響の可能性に関して結論できなかった(確定しない問題)。 消費者リスク評価は、リスク評価に用いる評価対象物質に関して結論するために、及び食事負荷の計算を完了するために必要な輪作作物のほ場試験に関してデータギャップがあるため確定できなかった。 環境中の運命及び挙動に関して利用可能なデータは、要件である代表的な用途に関するEUレベルにおける環境中のばく露評価を実施するために十分であったが、注目すべき例外は、光が当たる条件下において、土壌中のレナシルの分解及びその変換生成物の生成の機序に対応する十分な情報に関してデータギャップが特定されたことであった(確定しない問題)。 生態毒性に関する項において、重要な懸念領域は特定されなかった。堆積物を通した水生生物に関するばく露によるリスクに対応するリスク評価は確定できなかった。 レナシルは、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009附属書II 3.6.5及び3.8.2(欧州委員会規則(EU) 2018/605により改正)に準拠したヒトの健康及び非標的の生物に関する内分泌かく乱の基準を満たさないと考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8860 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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