食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06320280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えPenicillium adametzii AE-HP株由来食品用酵素α-L-ラムノシダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表
資料日付 2024年7月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月1日、非遺伝子組換えPenicillium adametzii AE-HP株由来食品用酵素α-L-ラムノシダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表した(6月12日採択、PDF版11ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8871)。概要は以下のとおり。
 当該食用品酵素 α-L-ラムノシダーゼ(α-L-ラムノシドラムノヒドロラーゼ; EC 3.2.1.40)は、非遺伝子組換えPenicillium adametzii AE-HP株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。
 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは、当該食品用酵素を食品製造工程2工程にて使用する場合、安全性上の懸念は提起されないと結論している。その後、申請者は新たに2工程を追加する用途拡張を要請した。本評価において、EFSAは以下の食品製造工程4工程における使用に対し、当該食品用酵素の安全性評価を更新する。
 ・ ジュース製造用の果物・野菜の加工工程
 ・ ジュース以外の果物及び野菜製品製造用の果物・野菜の加工工程
 ・ 植物由来の乳代替品及び乳製品製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加)
 ・ 修飾フラボノイド配糖体製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加)
 欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.022 mg TOS/kg体重と推定された。
 前回の科学的意見書にて報告した無毒性量(試験された最高用量である1日あたり300 mg TOS/kg体重)を適用し、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、少なくとも13,636のばく露マージンを導出した。
 前評価にて提供されたデータ、及び、本評価にて修正されたばく露マージンに基づき、CEPパネルは、修正された意図される使用条件下において、本食品用酵素は安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8871
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