食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06320060314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、飼料は動物性食品中のPFASの最大基準値を遵守するための鍵であるとの意見書を公表 |
資料日付 | 2024年7月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月10日、飼料は動物性食品中のPFASの最大基準値を遵守するための鍵であるとの意見書を公表した。概要は以下のとおり。 この意見書は、意見書No.37/2021(2021年11月24日付)の更新版である。動物性食品中のPFASの最大基準値が設定されたことを受け、飼料中のPFASの最大基準値に関する計算が更新された。動物実験から得られた新たな知見が考慮された。 パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物、略してPFASは、多くの工業プロセスで使用され、多くの消費者製品に加工されている化学物質である。難分解性で、水や土壌などの環境中に蓄積する。そのため「永遠の化学物質」と呼ばれている。植物は成長するにつれて土壌からPFASを吸収することができるので、家畜は摂食によってこれらの化合物を蓄積するため、動物性食品を摂取するとこれらの化合物が人体に入り込まれる可能性がある。 2023年1月以降、欧州連合(EU)では、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、パーフルオロオクタン酸(PFOA)、パーフルオロノナン酸(PFNA)、パーフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)、及びこれら4種のPFASの合計に関して、特定の動物性食品に最大基準値が適用された。この意見書の中で、BfRは、食品中の最大基準値を遵守するために、さまざまな家畜の完全飼料中の個々のPFASの最大基準値を決定した。牛、羊、肥育豚、採卵鶏の飼料中のPFASレベルがモデル化された。 BfRの評価によれば、PFASレベルが計算値以下の飼料は、動物性食品中の最大基準値の超過につながることはない。飼料中の最大基準値が(意図的に(intended))設定されるまでは、これらの値は、環境および農業部門のさまざまな関係者にとって、消費者保護に基づくガイダンス値として役立つ。BfRは、さまざまな飼料原料中のPFASレベルに関して利用可能なデータは現在限られていると指摘し、代表的な飼料データを収集することを推奨している。飼料から動物性食品へのPFASの移行について、PFASがもたらす健康リスクを評価する場合、土壌や飲料水など、家畜がPFASを摂取する他の供給源も考慮しなければならない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/futtermittel-sind-ein-schluessel-zur-einhaltung-von-pfas-hoechstgehalten-in-tierischen-lebensmitteln.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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