食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06310310104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、生鮮バジルに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新 |
資料日付 | 2024年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は6月18日、生鮮バジルに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。 1. 当該集団感染は終息した。サルモネラ属菌による病気から自身を守るためにできることを学ぶ必要がある。 2. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州にわたるSalmonella Typhimurium集団感染について調査した。 3. 疫学データ及び遡及調査のデータにより、Infinite Herbsブランドの有機バジルがサルモネラ属菌に汚染されており、病因となった可能性が示された。 4. 2024年6月18日時点で、当該集団感染は終息している。 5. サルモネラ属菌の当該集団感染株に感染した36人が14州(フロリダ州、ミネソタ州、マサチューセッツ州他)から報告された。発症日は2024年2月11日から2024年5月26日までであった。情報が得られた27人のうち、4人が入院した。死亡者の報告はなかった。 6. 公衆衛生当局は、患者の年齢、人種、民族的帰属、その他の人口統計情報、及び患者が発症前の一週間に喫食した食品等、様々な種類の情報を収集した。この情報は調査員が当該集団感染の発生源を特定するのに役立つ手がかりを提供した。 以下は、本集団感染の患者についての統計情報である(「n」は各統計のための情報が得られた人数)。 ・年齢(n=36) 範囲: 1歳~78歳、年齢中央値39歳 ・性別(n=36) 女性: 78%、男性: 22% ・人種(n=27) 白人: 96%、アフリカ系米国人/黒人: 4% ・民族(n=24) 非ヒスパニック系: 96%、ヒスパニック系: 4% 7. 州及び地方の公衆衛生当局は、発症前の一週間に喫食した食品について患者に聞き取り調査を行った。聞き取り調査を受けた24人のうち、18人(75%)がバジルを喫食したと報告した。この割合は、FoodNet住民調査(下痢性疾患に関連する様々な食品の喫食頻度を推定するのに役立つ調査)でバジルを喫食すると報告した回答者の22%よりも有意に高かった。この違いは、本集団感染の患者がバジルを喫食して発症したことを示唆した。 8. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、患者の検体に由来する細菌が遺伝的に近縁であることが示された。これは、当該集団感染の患者が同じ食品により発症したことを示唆する。 36人の検体由来の細菌のWGSでは、いずれの抗菌性物質への耐性も予測されなかった。 9. FDAが収集した追跡データにより、病因となった2.5オンス(約71 g)入りの有機バジルの供給元はフロリダ州マイアミにあるInfinite Herbs社であることが判明した。 10. リコール対象のバジルはもはや販売されておらず、消費期限(use-by dates)も過ぎている。 2024年4月18日、Infinite Herbs社はサルモネラ属菌汚染のため、同社の2.5オンス容器入り生鮮有機バジルをリコールした。 4月19日、Infinite Herbs社はリコールの対象を拡大し、Melissa’sブランドの2オンス(約57 g)及び4オンス(約113 g)容器入り生鮮有機バジルを追加した。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | https://www.cdc.gov/salmonella/basil-04-24/index.html |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
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