食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06300320465 |
タイトル | フリードリヒ・レフラー研究所(FLI)、メクレンブルク=フォアポンメルン州の養豚場でアフリカ豚熱が疑われる症例が確認されたことを公表 |
資料日付 | 2024年6月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フリードリヒ・レフラー研究所(FLI/ドイツ連邦動物衛生研究所)は6月6日、メクレンブルク=フォアポンメルン州の養豚場でアフリカ豚熱が疑われる症例がFLIのナショナルリファレンスラボで確認されたことを公表した。概要は以下のとおり。 メクレンブルク=フォアポンメルン州農業・食品安全・漁業局(LALLF)の検体検査でアフリカ豚熱(ASF)病原体の陽性反応が出たことを受け、FLIにあるASFのナショナルリファレンスラボでも疑いのある当該症例を確認した。検体はフォアポンメルン=グライフスヴァルト郡の養豚場で飼育されている臨床的に異常が見られた豚から採取されたものである。 病原体の侵入の正確な原因はまだ不明である。しかし、現時点では、この地域でイノシシに同疾病が拡大していることを示すものは何もない。ドイツでは2021年7月に初めて家畜豚におけるASFが報告された。それ以来、ブランデンブルク州、ニーダーザクセン州、バーデン=ヴュルテンベルク州、メクレンブルク=フォアポンメルン州で合計8件の家畜豚での感染事例が発生しており、最後の発生は2023年2月に確認されている。 ASFは家畜の豚やイノシシに影響を及ぼす報告義務のある動物疾患である。伝播は、感染した動物やその死骸との直接接触、汚染された食品廃棄物や豚肉製品、あるいはその調理品の摂取ならびに車両、汚染された装備品、器具、機械、衣服を介した間接的な伝播経路によっても起こる。感染した豚の血液との接触が最も効率的な感染経路である。感染後、動物は非常に重篤ではあるが、非特異的な全身症状を発症し、通常は死に至る。 豚熱条例(Schweinepestverordnung)に基づく疫病予防措置が、地域を管轄する獣医及び食品監視当局によって実施された。養豚場は閉鎖され、獣疫予防法上の措置が講じられた。病原体の侵入原因を特定するために疫学調査が開始されている。基本的に衛生と消毒対策を厳格に遵守することが重要である。 ASFは人獣共通感染症ではない、つまり動物と人間の間で伝染する感染症ではないため、人間には無害である。他の種類の家畜や野生動物もASFに罹患しない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | フリードリヒ・レフラー研究所(FLI/ドイツ連邦動物衛生研究所) |
情報源(報道) | フリードリヒ・レフラー研究所(FLI/ドイツ連邦動物衛生研究所) |
URL | https://www.fli.de/de/aktuelles/kurznachrichten/neues-einzelansicht/verdachtsfall-der-afrikanischen-schweinepest-in-einem-hausschweinebetrieb-in-mecklenburg-vorpommern-durch-das-nationale-referenzlabor-des-fli-bestaetigt/ |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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