食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06300010164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、オランダの南ホラント州南部及びAltena市の自家生産された卵に含まれるPFASのリスク評価と題する報告書を公表
資料日付 2024年5月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は5月30日、オランダの南ホラント州(Zuid-Holland)南部及びAltena市(gemeente Altena)の自家生産された卵に含まれるPFASのリスク評価と題する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 RIVMは、南ホラント州南部及びAltena市の人々に対し、自家生産された卵を摂取しないようにという勧告を継続する。この勧告は2023年12月21日に、これらの卵に高濃度のPFAS(訳注 パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物)が含まれることから予防措置として出された。自家生産された卵とは、例えば自宅の裏庭や家庭菜園、或いは畑、セラピーファーム、ふれあい動物園等で人々が趣味で飼養している鶏が産んだ卵のことである。PFASがどのようにこれらの卵に含まれるのかは、今の段階では不明であり、現在調査中である。店や食品市場で購入された卵は、PFASの含有量が少ないため、食べることができる。自家生産された卵のPFAS濃度が低下すれば、この勧告は変わる可能性がある。
 RIVMは、ドルトレヒト(Dordrecht)市にあるChemours社化学工場周辺の8市町村、31か所で自家生産された卵に含まれるPFASのリスクを評価した。本評価の一環として、RIVMは、これらの卵を食べることによって人々が摂取するPFASの量を計算した。この計算は、1週間に摂取される卵の数量ごとに行われた。22か所では、人々が週に1個の卵を食べる場合、この物質群の健康影響に基づく指標値(Health-Based Guidance Value)よりも多くのPFASを摂取することになる。他の場所では、人々は当該指標値を超えることなく週に1個から最大4個の卵を摂取できる。1か所では、週に最大15個まで卵を摂取することができる。
 自家生産された卵を食べることで、人々は大量のPFASを摂取する。オランダの人々が他の食品及び飲料水を通じて摂取するPFASにこの量が加わる。これらの食品や飲料水を通じて、人々はすでに健康影響に基づく指標値よりも多くのPFASを摂取している。人々が当該指標値よりも多い量のPFASをより長期間にわたって摂取すれば、健康に害を及ぼす可能性がある。
 Chemours社工場周辺は、PFASで汚染されている。自家生産された卵から見つかった物質は主にPFOS(訳注 パーフルオロオクタンスルホン酸)で、これは、知られている限りChemours社が製造過程で排出していないPFASの一種である。また、本調査地域外の個人所有の鶏の卵にも大量のPFASが含まれている可能性がある。このような理由で、RIVMはこれらの卵から見つかったPFASの発生源を特定することが重要であると考えている。今回の調査に基づいて、RIVMはオランダの他の地域で自家生産された卵を摂取することについて、いかなる声明も出すことはできない。
(※以下、RIVMの5月30日付け記事「RIVMは勧告を維持: 南ホラント州南部及びAltena市で個人所有の鶏の卵の摂取を避けること」https://www.rivm.nl/en/news/rivm-maintains-advisory-avoid-eating-private-eggs-in-zuid-holland-zuid-and-altena-municipalityより抜粋)。
・RIVMによる全国調査
 RIVMは、個人所有の鶏の卵に含まれるPFASの発生源について全国調査を行い、2025年半ばまでに結果を出す予定である。
 当該報告書(56ページ、オランダ語)は下記URLから入手可能
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2024-0051.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/risicobeoordeling-van-pfas-in-particuliere-eieren

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