食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06290680149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Cymbopogon nardus (L.) Rendleの葉由来の精油(シトロネラオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年5月23日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月23日、全動物種に使用する飼料添加物(Cymbopogon nardus (L.) Rendleの葉由来の精油(シトロネラオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年4月17日採択、PDF版24ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8790)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、Cymbopogon nardus (L.) Rendleの葉由来のシトロネラオイルを、全動物種に官能的添加物として使用した場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、C. nardus由来のシトロネラオイルは、完全飼料中の使用量として、採卵用鶏及びウサギに3.5 mg/kg、雌豚及び乳用牛に6 mg/kg、羊/山羊及び馬に9.5 mg/kg、猫に2.0 mg/kg、犬に10 mg/kgで、長命の動物及び繁殖用動物に対する懸念は低いと結論した。短命の動物(肥育用種)については、肥育用鶏に18 mg/kg、肥育用七面鳥に24 mg/kg、仔豚、肥育用豚、子牛(代用乳)、肥育用牛、食肉生産用の羊/山羊、食肉生産用の馬及び食肉生産用のウサギに20 mg/kg、サケ科魚類に30 mg/kgの濃度で、当該添加物の懸念はないと考えられた。この結論は生理学的に関連性のあるマイナー種に外挿した。それ以外の動物種については、2.0 mg/kg完全飼料で懸念は低いと考えられる。動物用飼料へのシトロネラオイルの使用は、消費者や環境に対して懸念はないと考えられる。C. nardusの葉及びその製剤は食品を風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであると考えられるため、有効性に関するさらなる実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8790
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