食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06290660149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、哺乳期及び離乳期の仔豚並びにその他の成長期のイノシシ科動物に使用する飼料添加物(Macleaya cordata (Willd.) R. Br.の抽出物及び葉からなる(Sangrovit(登録商標)Extra))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年5月21日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月21日、哺乳期及び離乳期の仔豚並びにその他の成長期のイノシシ科動物に使用する飼料添加物(Macleaya cordata (Willd.) R. Br.の抽出物及び葉からなる(Sangrovit(登録商標)Extra))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年4月17日採択、PDF版18ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8793)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、哺乳期及び離乳期の仔豚並びにその他の成長期のイノシシ科動物に使用する畜産飼料添加物としてのMacleaya cordata (Willd.) R. Br.の抽出物及び葉(Sangrovit(登録商標)Extra)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 当該添加物は、4種類のアルカロイド類、サンギナリン(sanguinarine)、ケレリスリン(chelerythrine)、プロトピン(protopine)及びアロクリプトピン(allocryptopine)の合計濃度が1.25%、サンギナリンの濃度が0.5%を含有するように標準化されている。DNAインターカレーター(intercalators、※訳注)であるサンギナリンとケレリトリンが存在するため、遺伝毒性の懸念が指摘された。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、哺乳期及び離乳期の仔豚並びにその他の成長期のイノシシ科動物に当該添加物を推奨量のサンギナリン0.750 mg/kg完全飼料で使用した場合、対象動物種に対する安全性の懸念はないとした。全ての消費者カテゴリーにおいて、当該製品の使用によるサンギナリンとケレリトリンへのばく露は、DNA反応性突然変異誘発性物質及び/又は発がん性物質に関する毒性学的懸念の閾値である0.0025μg/kg体重/日を超えているため、同パネルは消費者に対する安全性について結論をだすことができなかった。提案された使用条件下で飼料添加物としての当該製品の使用は、環境に対して安全であると考えられた。当該製品は、サンギナリン0.600 mg/kg完全飼料での離乳仔豚のパフォーマンス改善に有効である可能性がある。この結論は哺乳仔豚にも拡大され、その他の成長期のイノシシ科動物にも外挿された。 (※訳注)DNA二重らせんの塩基対間に平行挿入(インターカレート)する化合物群 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8793 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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