食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06290460301 |
タイトル | 論文紹介:「2022年に発生したヒトのトリヒナ症集団発生(米国アリゾナ州、ミネソタ州及びサウスダコタ州)」 |
資料日付 | 2024年5月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | MMWR(2024, 73(20):456-459、doi: 10.15585/mmwr.mm7320a2)に掲載された論文「2022年に発生したヒトのトリヒナ症集団発生(米国アリゾナ州、ミネソタ州及びサウスダコタ州)(Outbreak of Human Trichinellosis - Arizona, Minnesota, and South Dakota, 2022)、著者S Cash-Goldwasser (Epidemic Intelligence Service, CDC, 米国)ら」の概要は以下のとおり。 トリヒナ症は、トリヒナ属線虫に感染した動物の肉を摂取することで伝播する寄生虫性人獣共通感染症である。北米では、ヒトのトリヒナ症は稀であり、野生動物の狩猟肉の摂取を介した罹患が最も多い。 2022年7月、トリヒナ症が疑われる入院患者がミネソタ州保健局に報告された。発症の1週間前、当該患者と他の8人は、45日間冷凍保存していた熊の肉をレアに焼いたものとその肉と一緒に加熱調理された野菜類を含む食事を共有していた。調査の結果、野菜のみを喫食した2人を含む6人のトリヒナ症患者が特定された。15週間以上も冷凍保存されていた熊肉の残りから運動性を有するトリヒナ属幼虫が検出された。分子生物学的検査により、当該熊肉由来の幼虫は冷凍に対する耐性を有する種であるTrichinella nativaと同定された。 野生の狩猟動物由来の肉を喫食する人は、十分な加熱調理がトリヒナ属寄生虫を死滅させる唯一の確実な方法であること、また感染動物の食肉が他の食品を二次汚染する可能性があることを認識する必要がある。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | MMWR(2024, 73(20):456-459) |
URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/73/wr/mm7320a2.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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