食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06290420545 |
| タイトル | 英国健康安全保障庁(UKHSA)、鳥インフルエンザ(インフルエンザA(H5N1))のヒトの健康へのリスク調査に関するリスク評価を更新し、米国の牛における感染事例の評価を追加 |
| 資料日付 | 2024年5月29日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国健康安全保障庁(UKHSA)は5月29日、鳥インフルエンザ(インフルエンザA(H5N1))について、ヒトの健康へのリスク調査に関するリスク評価を更新し、米国の牛における感染事例の評価を追加した。概要は以下のとおり。 (以下、UKHSA、英国動植物衛生庁(APHA)、英国食品基準庁(FSA)及び英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)による「インフルエンザA(H5N1)2.3.4.4b B3.13:米国畜牛集団感染」と題するリスク評価書の要旨から抜粋) 1. UKHSAは新興インフルエンザウイルスがヒトの健康にもたらすリスクを監視しており、以前にインフルエンザA(H5N1)クレード2.3.4.4bの世界的な動物での流行の状況評価を発表している。UKHSA、APHA、DEFRA、および英国の学術パートナーは、技術グループを通じて緊密に連携し、ヒト及び動物の健康データ、ウイルスのゲノム及び表現型に関するデータを監視し、必要に応じて作成している。 2. 米国では牛におけるインフルエンザA(H5N1)の感染事例が続いている。UKHSAは、DEFRA、APHA、及びFSAと協力して、この感染事例に関連して英国国民に対する以下の4つの潜在的リスクを検討した。 (i)汚染された食品を輸入するリスク。 (ii)英国の牛の感染リスク。 (iii)直接的な人獣共通感染症(動物から人間に感染する感染症)のリスク。 (iv)ウイルスがヒトからヒトへ伝播するように進化するリスク。 3. これらに対する現在のリスク評価(※訳注1)は、(i)についてはFSAから、(ii)についてはDEFRAから公表されている。(iii)については、複数の機関から構成されるグループであるHAIRS (Human Animal Infections and Risk Surveillance group)がリスクを評価しており、現在このリスクは非常に低い(very low)と評価されている。 4. UKHSAは、(iv)について、構造化された状況評価フレームワークにより評価を行っている。このフレームワークは、人獣共通感染症のインフルエンザが進化する機会が増加している、又はすでに進化し始めているという証拠が存在することを理由に、人獣共通感染症のインフルエンザによるヒトの健康への脅威の増大を特定するために使用される指標を提供する。このフレームワークは、過去1年間のインフルエンザA(H5N1)の哺乳類(ネコ、ミンク、鰭脚類、牛など)への伝播の経験を考慮して更新されている。 5. 米国の乳牛における現在の感染事例に対応して、UKHSAは技術グループと協力して状況評価を更新し、当該感染事例は現在「level 3」(確信度:高)であり、「level 4」(確信度:低)に上昇した可能性があると判断している(※訳注2)。 6. さらにUKHSAは、DEFRA、APHA、FSAとともに、この4つのリスクについて構造化された今後6か月の見通しを作成した。これらのリスクステートメントは、ヒトの健康に関連するリスクを経時的に比較及び監視できる共通のフレームワークを提供する。 7. この文書の評価は、人獣共通感染症のインフルエンザ技術グループ(UKHSA、APHA、DEFRA、FSA、及び学術パートナーのメンバーを含む)により作成され、2024年5月13日にNERVTAG(New and Emerging Respiratory Virus Threats Advisory Group)によって承認された。 同評価書は以下のURLから入手可能。 https://assets.publishing.service.gov.uk/media/6655f2f2d470e3279dd332dc/influenza-A_H5N1_-human-health-risk-assessment-23-May-2024.pdf (※訳注1)各評価は以下のURLから入手可能。 ・FSA「迅速リスク評価:米国の乳製品中の高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)H5N1 B3.13に由来する英国消費者へのリスク」 https://www.food.gov.uk/research/foodborne-pathogens/rapid-risk-assessment-risk-to-uk-consumers-from-highly-pathogenic-avian-influenza-hpai-h5n1-b313-in-us-dairy-products ・DEFRA「米国の家畜における鳥由来のインフルエンザA(H5N1)」 https://assets.publishing.service.gov.uk/media/662f8dccce557c60ed19ad49/avian-influenza-H5N1-in-cattle-in-USA.pdf ・HAIRS「HAIRSリスクステートメント:家畜における鳥インフルエンザA(H5N1)」 https://www.gov.uk/government/publications/hairs-risk-statement-avian-influenza-ah5n1-in-livestock (※訳注2)「level 3」は「哺乳類での伝播が限定的(limited)又は促進されている(facilitated)」状況であり、「level 4」は「持続的及び/又は複数の哺乳類種での感染発生、人獣共通感染症のヒト症例の増加又は人獣共通感染症へのばく露に関連した限定的なヒトからヒトへの拡散」の状況を示す。確信度(confidence)については、各状況levelを裏付ける3種類のエビデンス(疫学的エビデンス、ゲノム学的エビデンス、ウイルス学的エビデンス)のうち、1種類のデータで裏付けられる場合は「確信度:低(Low confidence)」、2種類のデータで裏付けられる場合は「確信度:中(Moderate confidence)」、3種類すべてのデータで裏付けられる場合は「確信度:高(High confidence)」としている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| 情報源(報道) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| URL | https://www.gov.uk/government/publications/avian-influenza-influenza-a-h5n1-risk-to-human-health |
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