食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06290410104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、乳牛の集団感染に関連したH5鳥インフルエンザの3例目のヒト症例(ミシガン州における2例目)を確認したと公表
資料日付 2024年5月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は5月30日、乳牛の集団感染に関連したH5鳥インフルエンザの3例目のヒト症例(ミシガン州における2例目)を確認したと公表した。一般国民に対するCDCのリスク評価は低い(low)ままである。概要は以下のとおり。
 ミシガン州において、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)A(H5)ウイルス感染による同州で2例目のヒト症例が確認された。これは、複数州で進行中の米国の乳牛におけるA(H5N1)の集団感染に関連した3例目のヒト症例である。これらの3例は、いずれも他の症例との関連はない。前の2例(テキサス州及びミシガン州で各1例)と同様に、当該人物は感染牛にばく露された酪農場の作業者であり、これも牛からヒトへ感染した可能性が高い事例である。これは、A(H5N1)ウイルス等のインフルエンザウイルス感染に関連する、より典型的な症状である急性呼吸器疾患を報告した米国で最初のH5のヒト症例である。CDCは、特に影響を受けた州において、インフルエンザサーベイランスシステムから入手可能なデータを注意深く監視し続けており、インフルエンザによる緊急治療室への入院の増加や、ヒトのインフルエンザ症例の検査所での検出の増加等、人々において異常なインフルエンザの動きの兆候は見られない。
 現時点で入手可能な情報に基づくと、散発的に発生した3例全てが感染した乳牛と直接接触していたため、本症例はCDCの現在の米国の一般国民に対するA(H5N1)鳥インフルエンザのヒトの健康リスク評価を変更するものではない。リスクはばく露に依存し、当該症例の場合、関連するばく露は感染した動物に対するものである。感染した動物へのばく露がない一般国民のリスクは低い(low)ままである。しかし、この進展は、感染した動物又は感染の可能性のある動物へのばく露がある人々に推奨される予防措置の重要性を強調している。感染した鳥類や他の動物(家畜を含む)、又は感染した鳥類や他の感染した動物によって汚染された環境に、緊密又は長期間、無防備でばく露されるヒトは、感染のリスクが高く、予防策を講じる必要がある。
・症例の背景情報
 H5N1に感染した畜牛(先週の症例とは別の農場)にばく露された1人の酪農作業者が、地元の保健当局に症状を報告した。当該患者は、発熱はなく、咳などの上気道症状、及び水様分泌物を伴う眼の不快感を報告した。当該患者はオセルタミビルによる抗ウイルス治療を受け、自宅で隔離されており、症状は治まっている。当該患者の家族の接触者は症状を呈しておらず、疾病の有無を監視されており、オセルタミビルが提供されている。同じ農場の他の作業者に症状の報告はなく、全ての職員が監視されている。現時点では、A(H5N1)ウイルスのヒトからヒトへの感染拡大の兆候はない。
 当該患者から検体が収集され、そのうちの1検体は、州保健局の検査機関において「CDC検査」を用いて、インフルエンザA(H5)ウイルス陽性と判定された。当該検体はCDCに送付され、更なる検査が行われた。検体は5月29日に到着し、同日夜に検査でA(H5)ウイルスの感染が確認された。その後、ミシガン州に当該結果が通知された。
 インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼ(亜型のN)の特定は、CDCでの遺伝子配列解析待ちであり、うまくいけば、結果は1~2日以内に入手可能になる。追加の遺伝子解析では、CDCのリスク評価を変更する可能性のあるウイルスの変化がないかを調べる予定である。
・CDCの活動及びリスク評価
 本症例は、ミシガン州がCDCと共同で実施した、感染した家畜にばく露された人々に対するアクティブモニタリングプログラムを通じて検出された。H5の新たな症例が特定されたことは驚くべきことではなく、積極的な公衆衛生上の対応の重要性を示すものである。乳牛における本ウイルスの蔓延の程度を考えると、ばく露リスクの高い人々においてさらなるヒト症例が発生しても驚くことではない。CDCの現在の優先事項は、ばく露のリスクが高い酪農作業者におけるA(H5N1)感染の更なる症例を防ぐことである。CDCは以前、乳牛を扱う作業者を含む作業者保護に関する暫定的な勧告を更新し、各州に対し農場作業者へ個人用保護具を提供するよう求めた。更に、農業作業者を代表する団体への継続的なアウトリーチも実施している。
・CDCの勧告(省略)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/media/releases/2024/p0530-h5-human-case-michigan.html

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。