食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06290350294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2024/3/29~5/3)を公表(豚インフルエンザウイルス)
資料日付 2024年5月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は5月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2024/3/29~5/3)を公表した(7ページ)。豚インフルエンザウイルスに関する概要は以下のとおり。
・最近の状況
インフルエンザA(H1N2)変異型ウイルス(A(H1N2)v)、米国
 2024年3月28日のリスク評価以降、インフルエンザA(H1N2)vウイルスによるヒト感染例1例が米国から2024年3月29日に報告された。
 患者はペンシルベニア州の併存疾患を有する18歳未満の子供で、州外への渡航歴はなく、3月5日に発熱、嘔吐、咳、鼻漏を伴う急性呼吸器疾患を発病し、同日救急外来を受診した。患者から採取された上気道検体は同日、A型インフルエンザウイルス陽性と判定された。患者は入院し、インフルエンザ抗ウイルス剤治療を受け、病状は回復した。
 当該検体は、3月7日にペンシルベニア州保健局で検査され、RT-PCR分析により、A型インフルエンザウイルス陽性であるが、H1pdm09やH3亜型を示す最近循環しているヒトA型インフルエンザウイルス陰性であることが示された。検体はその後、米国疾病管理予防センター(CDC)に送付され、3月26日に到着した。同日、CDCのRT-PCR検査により、当該検体はインフルエンザA(H1N2)vウイルス陽性であることが確認された。報告時点では、さらなるウイルス学的特性評価が行われている。
 地域の公衆衛生当局の調査により、患者は発症前の10日間に豚へのばく露があったことが確認されたが、これらの豚のインフルエンザの検査は行われていなかった。追加の調査により、患者の濃厚接触者2人において、患者の発症前に軽度の疾患があったことが確認されたが、その後快癒している。これらの人からは検査のための検体は採取されなかった。
 当該事例は、米国で2024年中に初めて確認されたインフルエンザA(H1N2)vウイルス感染例である。
・リスク評価
(1)豚インフルエンザウイルス感染の更なる散発的なヒト症例の公衆衛生上のリスクは?
 豚インフルエンザウイルスは世界中の多くの地域の豚集団の間で循環している。地理的な位置により、これらのウイルスの遺伝的特性は異なる。ほとんどのヒト症例は感染した動物あるいは汚染された環境との接触を通じて豚インフルエンザウイルスにばく露されている。ヒトの感染はほとんどの場合、軽度の臨床疾患となる傾向がある。これらのウイルスは豚集団で検出され続けているため、更なるヒト症例の発生が予想されるが、それは引き続き稀である。新たな散発的症例が検出されたとしても公衆衛生への影響はごく小さい。更なる散発的なヒト症例の全体的なリスクは低い(low)。
(2)豚インフルエンザウイルスが持続的にヒトからヒトへ伝播する可能性は?
 上述の事例に関連する持続的なヒトからヒトへの伝播は確認されていない。現在のエビデンスでは、現在循環している豚インフルエンザウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないことが示唆されている。従って、今のところ、持続的なヒトからヒトへの伝播の可能性は低いと見られる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment-3-may-2024

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