食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06290340294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2024/3/29~5/3)を公表(鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス)
資料日付 2024年5月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は5月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2024/3/29~5/3)を公表した(7ページ)。鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスに関する概要は以下のとおり。
・A(H10N3)、中国
 2024年3月28日の前回のリスク評価以降、インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染によるヒト症例1例が2024年4月2日に中国から報告された。
 患者は中国雲南省の基礎疾患のない51歳の男性で、2024年2月28日に発症した。患者は発熱、咳、息切れを発症し、呼吸不全に進行し、3月6日に重症の肺炎で入院した。患者から採取された検体はA型インフルエンザ陽性と判定され、3月6日から抗ウイルス剤による治療が開始された。3月16日、前日に採取された検体の検査でA(H10N3)陽性が確認された。報告時点で、患者は集中治療室で重篤な状態にあった。患者は養鶏・畜産農家で、発症前に家きんや家きん関連環境へのばく露があった。報告時点では、家族や濃厚接触者に発症した者はいなかった。濃厚接触者及び環境から採取された検体はA(H10N3)ウイルス陰性であった。
 これは現在までに中国及び世界で検出された3例目のヒトのA(H10N3)ウイルス感染症例である。
・リスク評価
(1)鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染による更なるヒト症例発生の公衆衛生上のリスクは?
 鳥インフルエンザA(H10)ウイルスのヒトへの感染は、以前に検出及び報告されている。鳥類でのこれらのウイルスの循環の程度や疫学は明確でない。1970年代以降、以前にも様々な遺伝的特性を有する鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスが渡り鳥やその他の野鳥から検出されている。当該ウイルスが鳥類で循環し続ける限り、さらなるヒト症例の発生が予想されるが、それは引き続き稀である。新たに散発的な症例が検出されたとしても、公衆衛生への影響はごく小さい。更なる散発的なヒト症例の全体的な公衆衛生上のリスクは低い(low)。
(2)鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスが持続的にヒトからヒトへ伝播する可能性は?
 上述の事例に関連した持続的なヒトからヒトへの伝播は確認されていない。現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)により評価された現在循環するインフルエンザA(H10N3)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないことが示唆されている。従って、今のところ、持続的なヒトからヒトへの伝播の可能性は低いと見られる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment-3-may-2024

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