食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06290030314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ホルモン活性化学物質の用量の問題に関する研究論文を紹介 |
| 資料日付 | 2024年5月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は5月27日、ホルモン活性物質(Hormonell wirksame Chemikalien)の用量の問題に関する研究論文を紹介した。概要は以下のとおり。 毒は用量で決まる、これが毒性学の「基本原理」である。しかし、「安全な」用量が存在せず、微量でも有害となり得る物質も存在するのか?この問題は、特にホルモン活性のある化学物質については、常に論争の的となっている。外因性化合物として、これらはホルモン系に影響を与え、健康に悪影響を与える可能性がある。この場合、それらは内分泌かく乱物質と呼ばれる。一部の科学者の見解では、これらの化合物には安全な「無害な」用量は存在しないというが、これに異論を唱える科学者もいる。 BfRの研究チームは今回、健康被害が発生する可能性のある閾値を決定するために、代表的な4種類の内分泌かく乱物質をケーススタディとして選び、検証した。学術雑誌 「Archives of Toxicology」(https://link.springer.com/article/10.1007/s00204-024-03748-9)に掲載された研究結果は、十分なデータがあれば、これら、そしておそらく他の多くの内分泌かく乱物質についても閾値を決定することができることを示している。毒は用量で決まる-これは内分泌かく乱物質にも当てはまる。 BfRの研究者たちは、ジメトモルフ(Dimethomorph)、メチラム(Metiram)、プロピコナゾール(Propiconazole)、エポキシコナゾール(Epoxiconazole)を、それらの作用機序により、現在EUで内分泌かく乱物質として安全またはその可能性が高いと特定されている4種類の農薬有効成分を例として評価した。評価においては、これら化学物質のホルモン作用に関する広範な研究が考慮されており、信頼できるデータに基づいて評価を下すことができた。 試験された物質は、それぞれ様々な様式でホルモン代謝を阻害する。ジメトモルフは男性ホルモン(アンドロゲン(androgen))の拮抗剤として作用し、プロピコナゾールとエポキシコナゾールはいくつかのホルモンに影響を及ぼし、メチラムは甲状腺ホルモンの生成を阻害する。4種類の物質すべてにおいて、その悪影響はある閾値を超えた場合にのみ発生し、用量が多いほどその影響は大きくなる。 BfRの研究者らは、この調査結果に基づいて、「内分泌活性物質(endokrin aktiven Substanzen)には閾値がない」という概念を批判的に精査すべきだと提案している。良質で包括的な研究が利用可能であれば、多くの場合、リスク閾値は決定される。これに基づいて、科学的根拠に基づいたリスク評価が可能になる。 内分泌かく乱物質に関するQ&Aは以下のURLより閲覧可能。 https://www.bfr.bund.de/de/fragen_und_antworten_zu_endokrinen_disruptoren-50513.html |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/hormonell-wirksame-chemikalien-eine-frage-der-dosis.pdf |
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