食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06280990149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Juniperus deppeana Steud.の木由来の精油(シダーウッドテキサスオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年5月16日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月16日、全動物種に使用する飼料添加物(Juniperus deppeana Steud.の木由来の精油(シダーウッドテキサスオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年4月18日採択、PDF版20ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8799)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、Juniperus deppeana Steud.(シダーウッドテキサスオイル)を、全動物種の官能的添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、子牛(代用乳)、肥育用牛、羊、山羊、馬、犬、サケ科魚類及び観賞用魚類について、提案された最大使用量である15 mg/kg完全飼料まで、当該添加物は安全であると結論した。その他の動物種については、完全飼料中の安全濃度は、肥育用鶏で5 mg/kg、採卵用鶏で8 mg/kg、肥育用七面鳥で7 mg/kg、仔豚で10 mg/kg、肥育用豚で12 mg/kg、雌豚及び乳用牛で14 mg/kg、ウサギで8.5 mg/kg、猫で4 mg/kgと算出された。その他の動物種については、当該添加物は4 mg/kg完全飼料で安全であると考えられた。シダーウッドテキサスオイルの飲用水への使用は、当該添加物の1日総摂取量が、飼料から摂取した場合に安全と考えられる1日量を超えない限り、安全であると考えられた。当該添加物を提案された最大使用量まで飼料に使用しても、消費者や環境に対する懸念は確認されなかった。シダーウッドテキサスオイルの各成分は食品に風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであると考えられるため、有効性に関するさらなる実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8799
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