食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06280730164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、小規模な飲料水及び衛生設備の統合安全計画の実施を支援するための報告書を公表 |
資料日付 | 2024年4月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は4月23日、小規模な飲料水及び衛生設備の統合安全計画の実施を支援するための報告書を公表した。概要は以下のとおり。 世界的に、多くの小さな村や地域社会は、様々な水源から飲料水を得ている。その飲料水がきれいであるかどうかはわからない。さらに、これらの場所では、衛生施設(訳注:排水処理施設やし尿処理設備など)が十分に管理されていないことが多く、飲料水源や環境の微生物汚染につながる可能性がある。これは欧州でも起こりうる。人々は、飲料水や汚染された農作物等を通じてこれらの病原体に接触すると、病気になることがある。飲料水や衛生設備を介して病気になるリスクを最小限に抑えるためには、安全管理が重要である。 2021年、RIVMとドイツ環境庁(German Environment Agency: UBA)は、小規模な飲料水供給と衛生サービスの安全管理を統合する手法を開発した。水と衛生設備の統合安全計画(integrated Water and Sanitation Safety Planning: iWSSP)と呼ばれるこの手法は、飲料水と衛生設備の汚染経路を特定する。このようにして、感染症を防ぐための措置を講じることができる。この手法は、清浄な飲料水と安全な衛生設備に貢献する。 この報告書で、RIVMとUBAは、小規模な農村部のシステムの中で活動し、地域社会の利益のためにiWSSPを実施しようとしている人々のためのツールを提供している。村や地域社会の資源が限られている場合に、この組み合わせた手法が特に有益である。この手法は世界中で使用できる。iWSSPでは、世界保健機関(WHO)が飲料水と公衆衛生システムの両方について個別に開発した手法を統合した。iWSSPは、飲料水と衛生設備の潜在的なリスクを評価し、管理するための6つのステップで構成されている。この6つのステップは、簡潔に説明されている。さらに、本報告書は、小規模な飲料水及び公衆衛生システムで本手法の実施を支援するための実用的な助言や、すぐに使える資料を提供している。小規模システムでiWSSPを完全に実施するためには、6つのステップをすべて完了する必要がある。 当該報告書(84ページ、英語)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2024-0022.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | https://www.rivm.nl/publicaties/tools-for-implementation-of-integrated-water-and-sanitation-safety-planning-in-small-systems |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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