食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06280670398 |
タイトル | フランス農業・食料主権省、有機栽培ソバ粉へのチョウセンアサガオの混入に関連した食中毒の危険性に関してプレスリリースを公表 |
資料日付 | 2024年5月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス農業・食料主権省は5月3日、有機栽培ソバ粉へのチョウセンアサガオの混入に関連した食中毒の危険性に関してプレスリリースを公表した。概要は以下のとおり ブルターニュ地域圏保健庁(ARS)から報告された新たな複数の中毒事例を受け、イル=エ=ヴィレーヌ県住民保護局が関係する生産者に対する検査を実施した結果、同ARSが4月26日に発出した警報は、JP Cloteauブランドの賞味期限が2024年10月~2025年3月の有機栽培ソバ粉の全ロットに拡大された。 主にフランス西部、中でもブルターニュ地域圏の有機栽培食品専門店、食料品店、地元の市場で購入された、又は生産者から直接に購入された可能性があるこれらの製品は、チョウセンアサガオでソバが汚染されたため、製造業者による撤去・リコールの措置が取られた。 チョウセンアサガオは、野原に見られる非常に一般的な草本植物であり、非常に高い濃度のトロパンアルカロイド類(アトロピン及びスコポラミン)を天然に含んでいる。これらのアルカロイド類は毒性があり、神経系に影響を及ぼす。本植物は特定の作物を汚染することがあり、急性中毒の原因となる場合がある。症状は口の渇き、瞳孔散大、視力障害、頻拍、興奮、錯乱、空間・時間の失見当識、幻覚、思考散乱性言語、平衡障害と様々である。 ・リコールの対象となる製品 当該製品は、特定の食料品店で量り売りされた可能性もある。小袋入り、量り売りに関わらず、リコール対象製品を販売したことが判明している店は、ウェブサイトRappelconso(※訳注: リコール製品情報専用の公的ウェブサイト)にあるリストに掲載されている。これらの店は2か月間、リコールのポスターを店頭に掲示しなければならない。疑念がある場合、地理的該当地域において量り売りで有機栽培ソバ粉を購入した消費者は、食中毒の原因となる製品ではないことを確かめるために、販売店に問い合わせることができる。 当該ブランドの製品で、この賞味期限が記載されたものを持っている場合、その製品を摂取してはならず、廃棄のために販売店に返品することができる。 製品を摂取した、又はクレープ、パン、ガレット等の調理に使用した人で、製品の摂取後、数時間以内に上記の症状を呈した人は主治医に連絡するか、15番(※訳注: 救急医療救助サービス)に電話し、この警告を知らせること。ソバ粉の摂取後、数時間以内に症状がない場合は、医療専門家に連絡をする必要はない。 当該プレスリリース(2ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。 https://agriculture.gouv.fr/telecharger/143151 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス農業・食料省 |
情報源(報道) | フランス農業・食料主権省 |
URL | https://agriculture.gouv.fr/risque-dintoxication-alimentaire-lie-la-presence-de-datura-dans-des-lots-de-farine-de-ble-noir-bio |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。