食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06280010108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、PFASの第一種飲料水規則(NPDWR)に関する最終規則を公表
資料日付 2024年4月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は4月26日、PFASの第一種飲料水規則(NPDWR)に関する最終規則を公表した。概要は以下のとおり。
 2023年3月、EPAは6種類のパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)、パーフルオロオクタン酸(PFOA)、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、パーフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)、パーフルオロノナン酸(PFNA)、ヘキサフルオロプロピレンオキシドダイマー酸(HFPO-DA、GenX化合物として一般的に知られている)及びパーフルオロブタンスルホン酸(PFBS)について、NPDWR及び健康影響に基づく(health-based)最大汚染レベル目標値(MCLG)を提案し、意見募集を行った。公募意見を検討し、安全飲料水法(SDWA)に基づいて定められた規定に従い、EPAはこれら6種類のPFASのNPDWRを最終決定する。当該措置により、EPAはPFOA及びPFOSのMCLGをゼロにしている。実現可能性を考慮して、EPAはPFOA及びPFOSの個々の最大汚染レベル(Maximum Contaminant Level、MCL)を4.0ng/L (あるいは、一兆分率で表した4.0 ppt)で公布している。EPAはまた個々のMCLGを最終決定しており、PFHxS、PFNA、及びHFPO-DAの個々のMCLを10 ng/Lで公布している。PFHxS、PFNA、及びHFPO-DAの個々のMCLに加えて、既知の毒性作用、用量相加的な健康上の懸念、並びにこれら3種類のPFAS及びPFBSの飲料水中での存在(occurrence)及び共存(co-occurrence)の可能性を考慮して、EPAは、PFHxS、PFNA、HFPO-DA、及びPFBSのうちの2種類以上を含む混合物のMCLG及びMCLとしてハザード・インデックス(Hazard Index、HI)を1(単位なし)に最終決定している。当該規則が完全に実施されれば、数千人の死亡を防ぎ、PFASに起因する数万件の重篤な疾病を減らすことができるとEPAは推定している。
 当該最終規則は、2024年6月25日に発効する。
 当該官報のPDFファイルは、以下のURLから入手可能。
https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2024-04-26/pdf/2024-07773.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.federalregister.gov/documents/2024/04/26/2024-07773/pfas-national-primary-drinking-water-regulation
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