食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06270590149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えトウモロコシMON 89034×1507×MON 88017×59122、及び、その下位掛け合わせ系統10系統中8系統の認可更新のための評価に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2024年4月29日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月29日、規則(EC) No 1829/2003に基づく、遺伝子組換えトウモロコシMON 89034×1507×MON 88017×59122、及び、その下位掛け合わせ系統10系統中8系統の認可更新のための評価に関する科学的意見書を公表した(ドシエGMFF-2022-9170、2024年3月13日採択、PDF版10ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8715)。概要は以下のとおり。 規則(EC) No 1829/2003に基づき、Corteva Agriscience Belgium BV及びBayer Agriculture BVからドシエGMFF-2022- 9170が共同提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、除草剤耐性及び昆虫抵抗性遺伝子組換えトウモロコシMON 89034×1507×MON 88017×59122、及び、その下位掛け合わせ系統10系統中8系統の認可更新申請の文脈において提出されたデータに関し、科学的リスク評価の実施を要請された。更新申請ドシエGMFF-2022-9170の対象範囲は、欧州連合(EU)域内におけるトウモロコシMON 89034×1507×MON 88017×59122及びその下位掛け合わせ系統10系統中8系統の食品用･飼料用としての市場投入の更新であり、EU域内における栽培は対象外である。 GMOパネルは、科学的意見を表明するにあたり、以下を検討している。 ･ ドシエGMFF-2022-9170 ･ 申請者提供の追加情報 ･ EU加盟国提出の科学的コメント ･ 関連する科学文献 更新ドシエGMFF-2022-9170の文脈において受領されたデータには、以下が含まれる。 ･ 市販後環境モニタリング報告書 ･ スコーピングレビューにより取得された文献の評価 ･ 申請者あるいは代理人実施の追加研究に対する検索結果 ･ 最新のバイオインフォマティクス解析 GMOパネルは、認可期間中に特定されたか、あるいは、当初の申請の文脈においては評価されていない、新たな潜在的ハザード、変更されたばく露、新たな科学的不確実性について、上記のデータを評価した。 更新が検討されているトウモロコシMON 89034×1507×MON 88017×59122イベントのDNA配列が、当初評価されたイベントのDNA配列と同一であるという仮定の下、GMOパネルは、更新ドシエGMFF-2022-9170には、トウモロコシMON 89034×1507×MON 88017×59122及びその下位掛け合わせ系統10系統中8系統に関する当初のリスク評価の結論(2010年、2011年)を変更するような、新たなハザード、変更されたばく露、科学的不確実性を示すエビデンスは含まれないと結論する。 (訳注) 各イベントにて発現する遺伝子及び付与される特性は以下の通り。 1. MON 89034 ・ Bacillus thuringiensis subsp. Kumamotoensis由来cry1A.105及びcry2Ab2遺伝子; 標的である特定の鱗翅目害虫に対する抵抗性を高める 2. 1507 ・ Bacillus thuringiensis subsp. aizawai由来短縮型cry1F遺伝子; 標的である特定の鱗翅目害虫に対する抵抗性を付与する ・ Streptomyces viridochromogenes由来pat遺伝子; グルホシネートアンモニウム系除草剤に対する耐性を付与する 3. MON 88017 ・ CP4 5-エノールピルビル-3-ホスホシキミ酸シンターゼ遺伝子(epsps); グリホサート系除草剤耐性を付与する ・ Bacillus. thuringiensis subsp. Kumamotoensis由来cry3Bb1遺伝子改変型; 標的である特定の鱗翅目害虫に対する抵抗性を付与する 4. 59122 ・ Bacillus. thuringiensis PS149B1株由来cry34Ab1遺伝子及びcry35Ab1遺伝子; 特定の鞘翅目標的害虫に対する抵抗性を付与する ・ Streptomyces. viridochromogenes由来pat遺伝子のコード配列; グルホシネートアンモニウム系除草剤耐性を付与する Scientific Opinion on application (EFSA-GMO-CZ-2008-62) for the placing on the market of insect resistant and herbicide tolerant genetically modified maize MON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122 and all sub-combinations of the individual events as present in its segregating progeny, for food and feed uses, import and processing under Regulation (EC) No 1829/2003 from Dow AgroSciences and Monsanto DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2010.1781 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8715 |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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