食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06270460373 |
| タイトル | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、2022年に起きたイタリア産包装済みホウレンソウのトロパンアルカロイド汚染に関する研究を紹介 |
| 資料日付 | 2024年3月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は3月7日、2022年に起きたイタリア産包装済みホウレンソウのトロパンアルカロイド汚染に関する研究を紹介した。概要は以下のとおり。 2022年10月にイタリアで発生した中毒事例を、トロパンアルカロイドに汚染された葉物野菜の摂取と関連付け、チョウセンアサガオ属の有毒植物との交差汚染が疑われる可能性があるとした研究がある。 チョウセンアサガオ属の植物などのトロパンアルカロイド産生植物は、植物学的特徴の類似性から、ホウレンソウなどの野菜と混在することが、かなり頻繁にある。 中毒患者が摂取したホウレンソウをベースとした食品の残物について行われた分析では、そのほとんどから極めて高濃度のアトロピン及びスコポラミンが検出された。現在、欧州連合では、葉物野菜におけるこれらアルカロイドの最大基準値は設定されていない。 トロパンアルカロイドに汚染されていると仮定したホウレンソウに類似した野菜の摂取による、イタリア国民のトロパンアルカロイドへの食事性ばく露の評価から、幼児、成人、高齢者は、同程度、アトロピン及びスコポラミンばく露のリスクに直面する可能性があると推定されている。急性毒性作用のリスクは、特に幼児において高く、最低濃度のトロパンアルカロイドを含有するシロバナヨウシュチョウセンアサガオ(Datura stramonium)検体の葉の1%が、ホウレンソウ500g入りの袋に混入しただけでも、急性参照用量(ARfD)を超過する可能性があり、平均的摂取者の場合は4倍、高摂取量の場合は最高12倍超過する可能性がある。効果的な管理には、間違いなく、一次生産における適正慣行の実施が必要である。 引用されている研究は以下のURLから閲覧可能。 「イタリア産ホウレンソウにおけるトロパンアルカロイド汚染事例の報告及び消費者の健康への潜在的な影響」(Case reports of tropane alkaloid contamination in spinach from Italy and its potential implications for consumer health)」 FOOD CONTROL, Vol.160, 2024, 2024年1月23日電子版 Elisabetta Caprai et. al.(National Reference Laboratory for Plant Toxins in Food、イタリア) https://doi.org/10.1016/j.foodcont.2024.110334 ※訳注 イタリアのホウレンソウに起因した中毒に関する欧州連合(EU)食品・飼料早期警戒システム(RASFF)による情報は以下のURLから閲覧可能(2022年10月10日通知)。 https://webgate.ec.europa.eu/rasff-window/screen/notification/574200 RASFFではハザードが特定されておらず、件名は「IV rangeホウレンソウにおけるマンドレイク汚染疑い」となっている(IV rangeとは、洗浄、カット、包装の最低限の加工がなされた青果物を指す)。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | スペイン |
| 情報源(公的機関) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
| 情報源(報道) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
| URL | https://acsa.gencat.cat/es/detall/noticia/casos-alcaloide-tropa-italia |
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