食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06270430149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、新たな科学的データに基づいた、2010年4月の水産物中の寄生虫のリスク評価に関するEFSAの科学的意見書の特定部分の再評価に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2024年4月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月22日、新たな科学的データに基づいた、2010年4月の水産物中の寄生虫のリスク評価に関するEFSAの科学的意見書の特定部分の再評価に関する科学的意見書(パート1:委任事項1~3)(86ページ、2024年3月13日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2024.8719)を公表した。概要は以下のとおり。 2010年以降に公表されたサーベイランスデータでは、限定的ではあるが、市場品質の大西洋サケ、ニジマス(marine rainbow trout)、ヨーロッパヘダイ、イシビラメ、ニベ(meagre)、大西洋オヒョウ、コイ及びヨーロッパナマズにおける人獣共通寄生虫の感染のエビデンスはないことが示された。カンパチ、ブラウントラウト、アフリカナマズ、ヨーロッパウナギ及びパイクパーチに関する研究は見つからなかった。ヨーロッパスズキ、大西洋クロマグロ及び/又は大西洋タラにおいてAnisakis pegreffii、A. simplex(s.s.)及びCryptocotyle linguaが検出され、またテンチにおいてPseudamphistomum truncatum及びParacoenogonimus ovatusが見つかっており、これらの魚種は開放型の沖合ケージや水の出入りのある(flow-through)池や水槽で生産されていた。閉鎖再循環式養殖システム(RAS)や、濾過された水を取り入れ、加熱処理した飼料のみを与える流水式の施設で生産された魚には、人獣共通寄生虫がいないことはほぼ確実である。 前回のEFSAの意見書以降、魚類中の寄生虫を検出するためのISO規格にUV-press法及び人工消化法が開発され、また魚類中の人獣共通寄生虫の検出、可視化、分離及び/又は同定のための新しいUV透過法、光学的手法、分子学的手法、OMICs技術及び方法論が開発されている。 冷凍及び加熱は引き続き、水産物の寄生虫を死滅させる最も効果的な方法である。高圧処理はいくつかの特定の製品に適している場合もある。パルス電場は有望な技術であるが、さらなる開発が必要である。超音波処理は効果的ではなかった。アンチョビの伝統的な乾式塩蔵(dry salting)はアニサキスを不活性化させた。その他の伝統的な加工法(風乾や二度の塩漬(塩水浸漬と乾式塩蔵)についての研究では、アニサキス科線虫の不活性化に成功していることが示唆されているが、これらの加工法が常に効果的であるかどうかを判断するためには、より多くの魚種と製品において、これらの寄生虫や他の寄生虫を対象とした、より多くのデータが必要である。アンチョビとマリネ漬け汁の組み合わせでは、アニサキス科線虫を効果的に不活性化することはできなかった。天然物質、精油及び植物抽出物は寄生虫を死滅させる可能性があるが、安全性や官能的特性のデータが不足している。魚から寄生虫を除去するために、優れた内臓除去やトリミングに関する先進的な加工技術が開発されている。 本意見書公表に係るEFSAのニュース記事は以下のURLから閲覧可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/news/many-farmed-fish-parasite-free-more-data-needed |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8719 |
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